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本日、東京武道館で「四段」「五段」の昇段審査が行われ、受験してきました。

僕は「五段」の受験。

まず最初に、結果を。
不合格でした。

昇段審査に受からなかったのは初めてのことですから、正直に凹んでいます。

昇段審査は合格までに３科目あります。

１）実技
2)日本剣道形
3）筆記試験

まずは実技。

先日もお伝えしたとおり、この実技が昇段審査における昇段をほぼ決めます。
実技は、通過しました。

60人受けて8人が合格。・
合格者ナンバーを張り出された時、自分の番号はあったものの合格者の少なさに唖然としました。
五段となると、本当に難しい。

そして、その8人の合格者で「日本剣道形」を行います。

不安が、そのまま現実となってしまいました。
どこでミスったのかはちゃんとわかっています。

先日、

「剣道形が不安」と書きました。

ブログで書いたとおりの結果となってしまいました。

打太刀（うちたち）
仕太刀「したち）

ともに10本ずつ。
合計20本。

１本、迷いが起こった。
審査員は、その迷いからのミスを見逃さなかった。

四段受験時には、受験までに時間もありましたので、しっかりとした剣道形を行えた。
今回は、不安の中での剣道形でした。

実技、筆記は合格しましたので、
次に行われる2月、僕は、「剣道形」だけの受験となります。

大学卒業の時、追試で卒業できたあれですね。
卒業は追試でも卒業できたことが嬉しかった。

と、いうポジティブな気持ちには、今はなれない・・・。

今、心を言葉で表すとするならば「✖️▽＄・・＠⤵️」です。
言葉になってない・・・。

「昨今剣道形で落とされる受験生がいる」とは聞いていましたが、
その、「昨今組み」に入ってしまった。

「実技」「筆記」は合格しましたので、次の2月は「剣道形」だけの受験となります。

2月は、時間をかけ、しっかりとした「剣道形」で挑みます。

と、いうことで、
今日は、皆さんに残念な結果報告となってしまいました。

「五段合格」は、2月に持ち越しです。

と、書いてるうちに、気持ちが少し晴れてきたかな。

さて、
今日からの毎日は本業に集中です。

12月からのディナーショー。
その合間を縫って、スタレビと札幌でライブ。
「2022 FNS歌謡祭」出演。
散文詩集の詩書き

とりあえず、これで今年の活動は終わりです。

そうそう。
2020年に「ASKA75分スペシャル」が放送になりました。
来年は、1月に「2023年ASKAスペシャル特番（番組タイトル未定）」が放送になります。

今日、その特番の収録チームが昇段審査会場に来ていました。
どのような編集がなされるかは、僕には分かりませんが、もしかしたら本日の模様が流れるかもしれません。

3月は、憧れの「デビッド・フォスター」との共演。
4月からは全国ツアー。

3月は、上２つのリハーサルに没頭です。

2023年、良い年になりますように。
本日の応援、ありがとうございました。


と、書き終わったところで、お世話になった先生に今日のご報告をいたしましたところ、
もう、今日の結果報告が剣道連盟から届いていまして、僕の認識とは違っていました。

「五段、合格」

だそうです。

2月の剣道形は「預かり」とのことです。

「預かり合格」・・・。
なんて言葉、というより、そのようなものがあることを知りませんでした。

確かに、審査後に呼ばれて一枚の紙を渡されました。

「１年以内有効です。日本剣道連盟には記録されていますから、全国どこでも構いません。剣道形を受けてください」

と、いうような説明を受けた。

気持ちが凹んでいましたから、渡された紙は読み直すことなくバッグに入れた。
今、その「預かり合格」を聞きましたので、その紙を見ました。

「再受審証明書」

と、書いてある。
確かに「証明書」と、書いてある。

「五段審査において実技を合格した」

と、いう証明書ですね。

「五段合格となる再受審を認める」

言われたように審査に落ちた剣士は、このようなものは何もありません。

そうかぁ。

「預かり合格」なんてのがあったのか。
全く知りませんでした。

それでも本日中に合格は言い渡されませんでしたから、
僕の中では、やはり不合格です。

そのくらいの気持ちでいた方が、僕にはいい。

しかし、60人での実技で8人しか合格者がいなかったことには、
ゾッとしました。

的確な言葉が思い浮かばない。

ゾッとした。
これが、僕の感想です。

昇段審査、怖い・・。


ASKA(2022/11/19 2１:08)