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YouTube~ASKA75分スペシャル削除

あの動画のアップロードは、もちろん違法です。

「どこからが違法なのか?」

と、いう観点で「YouTube」を観れば、スポンサーや局が権利を持つ動画は全て違法です。
最近、どこも課金制や、自主アプリを開発していますので、その流れになってきています。
そして、そのアプリは無料でダウンロードできるでしょう?

テレビ局としましても、制作した番組は多くの方達に見て欲しいと願っているわけです。

ですので、数年ほど前までは、
局側も、それほど目くじらをたてることなく、目を瞑ってきたわけですが、
そのお金をかけて制作した番組であるにも関わらず、
「YouTube」では、第三者が「広告収入」を目当てにアップロードするようになりましたので、
「削除規制」が厳しくなりました。

「ASKA75分スペシャル」も、翌日アップロードされていましたね。
「広告収入」は、得ていない方のアップロードでした。

「テレビ東京」が、アップロードに気がつかないわけがありません。
ただ、アップロード者が広告収入を目的とはしていませんでしたので、
僕は、「世間」というものを背景にしたとしても、2週間くらいはそのままだろうなと思っていました。

しかし、通報がなされてしまうと、
「テレビ東京」も、メディアの姿勢を見せなくてはなりません。

早々に削除対象となってしまったようです。

僕が書いたブログを見て、通報された方には、何の得があるのでしょう?

「正義」?

それだけなのかな?
うん、確かにそれだけの方もいらっしゃったでしょう。

ただ、僕には、「ASKA75分スペシャル」を観せないために、通報されたのかな?
と、思えてしまう部分もありました。
「正義」を大義名分に、番組を削除させる行為に見えちゃったかなぁ・・・。

通報のソースは、ここ、僕の書いたブログとのことでしたから。

「正義」で、削除要請された方には、申し訳ありません。
そのように感じてしまった僕の性格が屈折しているのでしょう。

「テレビ東京」からは、その僕の書いた部分を削除してもらえないだろうかという相談がありましたので、
もちろん、僕は、そこを削除しました。

ただ、その「削除要請」よりも、
はるかに多くの方達から、「番組への感謝」「賞賛」が、届いていました。

それもあり、その「削除要請」をきっかけに、
テレビ東京では、あることを考えようとしてくれています。

まだ、決定はしていませんが、
その「あること」を伝えてくれたということは、
すでにそのような動きに入ってくれてるということでしょう。

本当に、よく練られた番組でした。

僕は、
制作側目線で観ていまして、深く感心いたしましたのは、
場面と場面をつなぐスポンサー(CM)の並びでした。

本当に痒いところに手が行き届いた番組でしたね。

海外からも、観てもらえるようになることをお待ちしましょう。

視聴者から寄せられた膨大なコメントにも感謝しています。

このような場面で使う言葉ではありませんが、
「菅原道真」の残した格言、

「未だかつて邪は正に勝たず」

これを、再び思い出していました。


ASKA(2020/11/11 14:59)

COMMENT

YouTube~ASKA75分スペシャル削除のコメント

  • ニックネーム:tamago
    沢山の方が見て下さる事を、願っています😂🎶
  • ニックネーム:柿の葉寿司
    木の葉が色づいてますね。
    道真公の、このたびは 幣もとりあえず手向山 紅葉のにしき 神のまにまに という詩を思い出しました。
  • ニックネーム: CornSoup
    ASKAブログ
    『2017.09.17 「Youtube」の違法アップロード。追記あり。』
    『2020.02.19 一度きりの笑顔』他…

    ASKAさんの作品の違法アップロードの件、対応についてなど書いてあります。
    「ASKA75分スペシャル」の違法アップロードの件と、何がどう違うのでしょうか?
    得?正義?観せないため?どういう事でしょうか?
    どんな理由であれ、テレビ番組をインターネットにアップロードする事は違法です。
  • ニックネーム:nabako
    あんなにすばらしい内容の番組✨🎶
    ひとりでも多くの人達に見てほしいと、見た方誰もが思ったはずです。
    いろいろな考え方、捉え方、決まり事があります。
    それでも何とか、みんなが見れるようにできたらと願わずにはいられません!
    テレ東さんが何かいい方法を考えて下さったのですか?!
    だったらすごーくうれしいなー💕😊
  • ニックネーム:マルチバース
    テレ東が映らない地に住む身としてあきらめていたものが、奇しくもYouTubeで観られた喜び。ASKAファンとして幸せなひとときでした。音楽関連以外のことでも、いろいろ発信されていますが、どうしても一方通行になるので、この場ではほどほどにお願いします。 ASKAさんからは聞かされたくないこともあります。