BLOG

戻りー。

先ほど、自宅に到着。

今回の東京は比較的長かった。
6泊7日。

仕事、準仕事。
東京ステイの内容、濃かったなぁ。

テレビ、ラジオ他。
特に、NHKラジオの「ふんわり」は、久々の2時間出ずっぱり。
すごく気を遣っていただきました。

なのに、

「ASKAさん、演歌は聴かれますか?
「う〜ん、聴くことはないですねぇ」

って、伍代夏子さんを前に失礼だよね。
言葉が足りませんでした。

これは以前から、ここでも語ってきたこと。
毎日の生活で、本当に音楽を聴くことが無くなった。
これではダメだと思うんです。

「ハッとする音楽に巡り合わなくなった」

なら、まだ、偉そうだとしても分かる。
でも、自分から「ハッと」しに行かなくなってる。
つまり、世の中の新しい音楽に興味をもたなくなってるのは、ミュージシャンとしては致命的だと思うのです。

それを唯一、補うことができてるのがドラマから流れてくる音楽。

「このサウンド、メロディ良い!」

そう感じたときは、即、スマホで録音してます。
セリフや雑音はいいんだ。
どんなサウンド感なのかが分かればいい。

つまり、ここ数年の僕の音楽に対する向き合い方は、常に音作り、そして作曲。
日常で音楽を楽しむ時間がなくなってる。
演歌もポップスもロックも、誰が売れてるのか全く知らない。

ダメだなぁ・・・。

京都に移り住んだのだし、ゆったりと生活しなくてはね。

伍代夏子さんって綺麗な方なんだねぇ。
ワンちゃんの話で盛り上がったよ。

本番中、お気遣いの一言があった。
いえいえ、目を閉じていたのは、ちょうどいろいろ考えることがあって懐かしさも入り混じっていたからです。

朝、早いのは苦ではありません。

今日も7時起きだった。

告別式だった。
C&Aの個人事務所「REAL CAST」「ROCK DOM」時代の社員たちが勢揃いしてたよ。

あいつ、「雨男」だったけど今日は快晴。
青空の下で棺を見送ったよ。


ASKA(2024/3/9 17:48)