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41年前に戻って、今、こちらに帰ってきた。

久しぶりに映画「ET」を観てしまった。
印象的なシーン、それとETが自分の星に戻るところ以外、すっかり忘れてしまっていたけど、映画を観てるうちに次々に展開を思い出した。

1982年の作品だったんだね。
この映画の封切りはちょうどツアー中で、東京に戻ってきても、どこの映画館も満員、満員満員。
結局、タイミングが合わず、確かどこだっけ？長崎？

う〜ん、記憶が薄れてる。
長崎で観たんじゃなかったかなぁ・・・。
サポートメンバーのギターが大泣きしていた光景だけは鮮明に覚えてる。

当時は「CG」の技術もなかったし、いま観るとそれほど場面場面の驚きはないけど当時はあったんだよ。
41年前か。
でも、その後DVD?レーザーディスク？を購入していたり、その前はテレビで放送になったモノをビデオで録画していたりしたから、正確には41年ぶりというわけじゃない。

でも、おそらく35年以上ぶりではあるね。
少年「エリオット」が漕ぐ自転車がETと共に空へ上がっていき、そのシルエットが満月を横切るシーンには感動したものです。

でも、映画のストリー自体はこんなにシンプルだったかぁ。
今のドラマや映画は、幾重にも伏線が張られていたり、どんでん返しの連続だから41年前の作品を観ると、すごくシンプル。

僕が24歳の頃の作品か。
壮大なロマンを感じ、いつ目の前にETが現れても怖がらず、必ず友人になって見せると思ってたからね。
いや、今でもそうです。
決して恐怖や攻撃心のようなものは一切持たないと言える自信がある。

言葉は違っても、心を、気持ちを受け止めてくれると思ってるから。
いや、テレパシーだとしたら受信してくれるだね。
昨今、全世界で「UFO（UAP)」情報が後を絶たず、もうすでにコンタクトを取ってるなんて話もリアルにあるし、それを僕は信じるな。

ただ、亡くなった、あの天才物理学者「ホーキング博士」は、亡くなる前の遺言で、

「知的生命体とコンタクトを取ってはならない」

と、言い残した。
それは、人類の現代科学に落胆することになるからだそうだ。

落胆なんか、しないです。
だって、古代遺跡の建築技術の謎からは宇宙人の仕業でしか答えが出ないんだから。
人類の起源、いや、その前の文明のモノだと言われてる古代遺跡。
あんな数百トンもある石をどうやって運んだのか、何を使ってまるでレーザーカットのようにしてあるのか、いまだに誰も答えられないんだから。

僕は、いると思いますよ。
人間を創造したのも、彼らだと思っています。

なんて、話は日曜日に取っておくとして、
なぜ、僕が突然「ET」を見ようと思ったのか。

もう、今日は過ぎてしまったけど、京都御所に浮かぶ「満月」を観たからでした。
エリオット少年が、その満月を横切りそうだった。
そのくらい綺麗だった。

良いモノを見せていただきました。




ASKA(2023/12/27 25:35)