ブルネイ王国
1996年頃だったかなぁ。当時、アジアツアーを敢行していた僕らに、ブルネイ王国からライブの依頼があったのです。ブルネイは、天然ガス資源で成り立っている国であり、国民は税金がないという裕福な国です、興味が沸きました。
早速、スタッフはブルネイと連絡を取ることになるのですが、特殊な環境でのライブのようでした。オーディエンスが50人程だというのです。内容は、こうでした。ブルネイ王国の王族がオーディエンスであると。つまり、王族親戚一同だけの前でパフォーマンスするのだということが分かりました。
スタッフは、強力にライブを勧めて来ました。ギャラが破格なのです。記憶は少し曖昧なのですが、一昨年はマイケルジャクソンが60億円でやったと。前年は、ティナターナが48億円で。本当に、驚きました。そこに呼ばれるということは、大変名誉なことなのです。スタッフは、熱く語ってきました。どうしてもやりたかったようです。僕たちは、言いました。
「では、50億円くらいいただきますよ」
返事は、すぐに帰って来ました。
「いいですよ」。
迷いますよねぇ。2時間半ほどのパフォーマンスで50億円ですから。ライブにかかる費用。ステージセットなども含めて、全て王国が持つというのです。少なくとも、そんな条件は、過去経験したことがありません。
しかし、僕たちはお断りいたしました。
「お金を基準にライブをやるようなことはしたくない」と。
カッコいいでしょう?
今、思うんです。
「あのー、そろそろいいですよ・・」と。
COMMENT
ブルネイ王国のコメント
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ニックネーム:moonandoceanhawaiiそのお金で チャゲアス基金を設立するという方法も ありましたね。あるとこから 必要なところへ 資金の流れを 作ってあげる。例えば 石油で お儲けたお金ですから 石油で 難民になった人たちの サポートとか。
生かす方法とでもいいましょうか?
そんなことを ふと思いました。 -
ニックネーム:♡♡♡
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ニックネーム:yrinchu♡♡♡
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ニックネーム:YOSHINARIまた、シャブやってんな?
あんたの妄想なんか誰も信じないよ!
あんたは、とっくに終わってんだよ! -
ニックネーム:綺星お金を基準にというのは、お気持ちは理解します_(┐「ε:)_<ただ王族の名誉の問題でもあり、彼らのステイタスのために「金にモノをいわせ」て chage & aska のブランドを利用しようとしたわけではないはずですよ。
ブルネイ王朝は由緒ある王室で、選んでいただく事はとてつもない名誉です。金銭は二の次にもならず論外です。
今回は少々批判的に見えるかも知れませんが、主意は器はあるのに勿体無いということで。
例えばサイバー犯罪に対するネットワーク・シェルターでも作れるし、様々な事ができます。そういう意味では、巡り巡ってくるものと思うのです。
「そろそろいいですよ」が何を示すかは分かりませんが、仮に機会があれば少しずつ世界規模において周知し、お金もきっちり回して「ASKAさんの求める真に平和な社会」に還流する事も、裏側を知ることとなったASKAさんなら「もう大丈夫」かと思っています。
被害は無くなったようで、おめでとうございます。何かやってくれないかなとは思いますが、どのような選択肢を取ろうと、責めるつもりもありません。
私も人間ですので「言い逃げかよコノヤロー」くらいは思うかも知れません(笑)しかし取り得る手段は幾らでもあると思っています。私は飛鳥涼という一人の人間と幸福が供にある事を第一に願っています。
ただ皆でやれば怖くない。サイバー犯罪は当たり前に存在していますし、芸能界やその裏は真っ黒。ASKAさんだけに言わせていたら、悪影響が大きい。犯罪被害があったにも関わらず、ますます声を上げられなくなる悪循環、同様の被害に囚われ続ける人たちも多くいます。
皆でやれば怖くない、皆でASKAさんをサポートしてあげて欲しいと思います。この声よ届け!