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長江健次〜まほろ座

本日、町田市のライブハウス「まほろ座 」で行われた「長江健次」のライブに出演してきました。
もう健次とは40年来の付き合い。
その間、ずいぶん会っていない時間もあったけど、そこはあまり関係ない。
会えば、いつもの憎まれ口を叩き合う同士。

ところが今日は、健次、
僕の憎まれ口に絡んでこなかったなぁ。
初日でもあり、緊張してたのかもしれないな。

お客さんはいっぱいでした。

健次が上手くなってた。
歌ね。
お客さんいじりは昔から上手かったから、それは置いといて歌が上手くなってた。
と、書くと偉そうに見えてしまうけど、僕は最初からボーカリストだし健次はそうではなかったからね。
テレビタレントさんが弾みでデビューしたという流れだった。

なので久しぶりに聴いた健次の歌が、ちゃんと歌になっていたことに驚いた。
ピッチが良いのが、まずは歌が上手いことの条件ではあるのだけれど、ピッチが良くても平らな歌じゃ、歌が上手いとは言えないから。

ひとつひとつの音に強弱があり、リズムに乗り、歌詞を歌えなくては聴き手は飽きます。
随分練習したんだろうなぁと思いながら聴いていました。

今日、僕が出演させて頂いたのには、もちろん健次との付き合いからですが、
ギターに「近藤敬三」、通称「コンちゃん」が居たことと、場所が「まほろ座」であったこと。

「コンちゃん」はC&Aをずっと支えてくれたギタリスト。
そして、ライブハウス「まほろ座」は、ミュージシャンをとても大切にしてくれてるところ。
このコロナ禍でのライブハウスの維持は、言葉では語れないほど大変だったはず。
それでもミュージシャンの活動を下支えし続けてくれてるライブハウス。

この「まほろ座」のオーナーさんは、もうお歳を召された方で音楽への愛情の深い方。
今日、お会いできることを楽しみにしていたのですが、やはりご年齢からコロナへの心配もあり大事を取られていました。

前回、「澤近泰輔」、チカちゃんのライブの時にお会いしたのが初めて。
その時も、本当に良くしていただき、今日はお手紙をいただきました。
これまでミュージシャンを大切にしてくれた方。
今は、僕たちが力になってあげなきゃね。

健次の「まほろ座」チョイスはナイスです。

今日、健次のセットリストは、ほぼC&A楽曲。
こうやって歌ってくれる友人には感謝。

約2時間、お客さんを楽しませてた。
お客さんを楽しませることができないライブは、いくら歌が上手くてもダメなライブ。
そういう意味では、本当に良いライブを行なっていました。

メンバーの演奏も良かった。
キーボードを弾いていた久保田君は、お父さんもミュージシャン。
ギタリスト。

2012年に武道館で「昭和が見ていたクリスマス」と題したライブを行いました。
その時にギターを弾いてくれていたのがお父様。
そう、あのイントロやり直しをした時のライブです。

親子二代の演奏で歌わせて頂いたよ。

こんな機会を与えてくれた健次に感謝です。
ありがとう。

僕は、明日、また福岡です。
母の七回忌。

1月11日が命日ですが、姪を含めた家族が揃うのが、どうしても明日。
3日早い七回忌を行なってきます。

今日のライブが配信されるのは(指摘あり、書き直し)1月27日とのことです。

さて、明日早いので、今日はもう寝ますね。
おやすみなさい。


ASKA(2023/1/7 23:56)