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第81回「ASKA Terminal Melody」〜ゲスト「田中昌之」さん

ほらね、

「ASKA Terminal Melody」

昨日で、81回目の放送になるのだけれど、マー坊がぜーんぶ持って行っちゃった(笑)

ブログのタイトル、「田中昌之さん」だって。
マー坊を「田中昌之さん」って、紹介したのは初めてかも。
誰のことやら分からなくなる。

もう、いっその事「マー坊」に改名したらいいのに(笑)

昨夜は、「菅沼孝三」の菅沼一家が遊びに来てくれました。
孝三も、来てくれてたので、その事と番組ゲストの「マー坊」の事、どちらを先に書いて良いものやら、
散々迷って、結局書けませんでした。

でも、まずはお約束の「ゲスト回」から。

もう、約45年の付き合いになるのかぁ。

もう、僕の兄貴ですからね。
3度死にかけた兄貴。

そのうち一回は「心肺停止」にまでなった兄貴です。

マー坊の収録回、マネージャーさんから、

「また、マー坊泣いたんだよ」

と、メールを貰っていたので、

「これは『Terminal Melody』始まって以来の放送事故」

と、大笑いしてしまいましたが、笑う涙じゃなかったですね。
後に聞こえてきた話によると、番組構成作家も「もらい泣き」、ジャネットさんも番組進行の役割がありますから、そこはプロとしてギリギリだったと。

編集スタッフは、「放送事故」を「放送実行」しました。

以前「メンバーオンリー」で書いた「恐怖旅館」を最近一般公開しました。
あれは番組スタッフとマー坊のことで盛り上がり、

「今日のうちに一般公開するから読んでね」

と。

そんな流れでの「一般公開」でした。
読んでくれた後、すぐにゲストが決まった(笑)

でも、45年の付き合いで、涙したのは僕の方が先だったんだよな。
世界歌謡祭で「クリスタルキング(短縮:クリキン)」がグランプリを受賞した時。
あの時は込み上げて、ポロポロ涙をこぼしてしまった。

「目頭が熱くなる」

と、いう言葉がありますが、僕は喉が熱くなったのを覚えてる。
僕の場合、我慢しようとすると喉が熱くなるんですね。

45年前の事、
先週マー坊は、僕との出会いで、

「あいつ、ものの30分も経たないうちに『マー坊』と呼びやがった」

と、言ってました。

そうですね。
7歳も年上の人を「マー坊」と呼んだ僕も僕ですが、マー坊は何にも空気を変えず、
普通に会話をしてくれた。

クリキン、全員がそうでしたね。

福岡のヤマハ支部にあった「スタジオU」というところでした。
デビューは、僕たち「C&A」の方が半年早かった。

僕たちは「入賞」でデビューしました。
クリキンは「グランプリ」でデビュー。

「一夜で人生が変わった」

と、よくマー坊は言います。
本当にそうだった。

グランプリ受賞もそうでしたが、デビューと同時に出演した歌番組「夜のヒットスタジ」の翌日がそうでしたね。

翌日は、全てのレコードショップからシングル「大都会」が完売になった。
1979年当時、シングルがミリオンになるなどあり得ませんでした。

「一夜明けたら大スター」

本当にそうだったな。
クリキンに嫉妬などあるわけがなく、嬉しくてしょうがなかった。

その後、ずいぶん経ってマー坊、喉を壊しました。
「ハイトーン」が売りでしたからね。

マー坊、クリキンを脱退した後、福岡に帰り中洲のお店で歌ってました。
C&Aは、絶頂期だった。

そんな時に会いに行っても、マー坊、きっと複雑だろうなとは思いましたが、
僕は会いに行った。

人です。
「複雑」な感情がないわけない。
でも、一瞬。

マー坊、すごく喜んでくれて、仕事終わりで僕を数軒連れて行ってくれたそうです。
僕は「再会」の時がその日の全てでしたから、

「数軒連れて行った」

と、いうマー坊、話を盛ってんじゃないかな?
と、いう疑いがしばらくあったのですが、ぼんやりと思い出した。

マー坊、

「70歳の記念にASKAが曲をプレゼントしてくれた」

と、番組で語ってくれました。

「泣かせた恋に描いた今日に」

このタイトル、覚えづらいですね。
僕も、すぐには出てきません。

まだ楽曲登録はしていませんから、

「泣かせた恋に」

に、タイトル変更です。
今、このブログでマー坊、知ることになります。

「泣かせた恋に」

で行きましょう。

70歳のロッカーか。
「澤近泰輔」が編曲を担当しました。
ストリングスは「ビルボー」

ファミリーでオケを完成させました。
近々、歌入です。

「ポップでジャジーでゴージャス」

そんなテイストの曲を、今のマー坊に歌ってもらいたかった。
ぜひ、聴いてください。

「70歳」の誕生日に僕ができる精一杯のお祝いには楽曲提供しかなかった。

次は「140歳」の時ですね。

「田中昌之」さん、2週に渡ってのゲスト出演、
ありがとうございました。

いや、言い直し。

マー坊、ありがとう。

このエピソードも。

https://www.fellows.tokyo/blog/?id=527

ASKA(2022/8/22 11:58)

P.S.

昨夜の「菅沼一家」のことは、これから「大石吾朗」さんのラジオ出演後、
帰ってきてから書きますね。

孝三が来てたんだよ。