よかったら、ウチで一休みしませんか?【追記】
リハーサル、
本日「SATOKO」が参加。
そして、「一木」「SHUUBI」が、間も無く。
最後に「ビルボー」が参加
そして、ツアースタートとなります。
リハーサルでは、まず、バンドがライブで行う曲をしっかり固めます。
そして、ハーモニーが参加。
最後に、15人の美人ストリングス集団が、勢揃い。
と、いうことですね。
曲目が変更になっても、ドラムの「SATOKO」、何にも問題なかったです。
「全曲、知ってます!」
と。
リハーサルでは、全員が向かい合わせで行います。
幼い頃から「C&A」の楽曲、ステージを観て、そして育った「SATOKO」ですから、
全曲、知ってるんだよな。
ドラムを叩いる姿は、お父さんそっくり。
孝三も、僕と目が合うと、いつもニッコリとした笑顔を返してくれました。
ほんと、お父さんそっくりだ。
そんなリハーサルから戻り、
先ほど、コンビニに行こうとしたら「サンタさん」が、マンションの玄関の前に座っていたんです。
背中に背負った袋にはまだ、それなりに入ってましたね。
あまりに疲れてる様子でしたので、声をかけたんですよ。
A「サンタさん、どうしました?」
S「失敗した・・・」
A「何が?」
S「(子供達に)済まないことをしてしまった・・・」
A「何か、あったんですか?」
S「なんとか、イブ中に(子供達に)プレゼントを配ろうとしたんだが、今年はコロナでサンタが少なくてな。今年、自分に任された家が多く、25日になってしまった」
A「ああ。プレゼントはイブの24日から25日の早朝にかけてですもんね」
S「失敗した・・・」
A「そんなに、自分を責めちゃダメですよ。」
S「そうは言ってもな・・・。私は誰だ・?」
A「サンタさん・・・」
S「そう。私はサンタクロースなんだよ。父親に顔向けできない・・」
A「え?サンタさんって世襲制なんですか?」
S「そう。爺さんも、ひい爺さんも、みんなサンタだ。1年に一回、たった一回のクリスマスなんだよ」
A「まぁ、そうですよね。クリスマスは確かに一回ですもんね」
S「失敗した・・・。本当に失敗した・・・子供達に済まない・・・」
A「トナカイは?」
S「消えた・・・。」
A「消えた?」
S「ほれ、明るくなったら見つかってしまうやろ?」
A「誰に?」
S「週刊誌に。特に写真雑誌は怖いぞー」
A「そっちの世界でもですか?」
S「見つかったら、クビやから・・・」
A「え?サンタさんにも『クビ』ってあるんですか?」
S「(遠くを見つめて)もう、来年は、街角のサンタに格下げだ・・」
A「えーーっ?街角のサンタさんって、それだったんスカ?」
S「ああ・・・」
知らなかった。
昭和の40年代の頃の街角のサンタさんって、そうだったんだ・・・。
今では、見かけなくなりましたが、しっかりお仕事をされるようになったんでしょうね。
S「失敗した・・・。失敗した・・・」
ものすごい落ち込みようだったんです。
ただ、サンタさんが握りしめていたモノが気になったんですね。
A「それ、なんですか?」
S「寿司・・・」
A「寿司?」
S「寿司だ・・・。手巻き寿司」
A「サンタさん、手巻き寿司食べるんですか?」
S「これは、配り終わったら食べようと思ったんだが、失敗したのでこれを食べる資格はない・・・」
その寿司の入った紙?っていうんですか。
なんか、文字が書いてある。
A「失礼ですが、その寿司、どこの寿司ですか?」
S「久兵衛・・・」
A「はい?」
S「『銀座久兵衛』の寿司を知らんのか?」
A「いや、知ってますけど、サンタさんが久兵衛の寿司を食べることは知りませでした」
S「ひとつ、物知りになったな」
A「あ、はい。て、いうか、プレゼント配り損ねて落ち込むサンタさんがいるなんてことを知ったことの方が収穫大きいです」
S「笑え、笑ってくれ・・・」
A「笑えないっす。よかったら、ウチで一休みしませんか?疲れたでしょう。だいたい、こんな街中で、その服着てると、目立ちますよ」
と、いうことで、
先ほど、「あわてんぼうのサンタクロース」ではなく、心が「下がりんぼう」のサンタクロースを部屋にあげました。
テーブルについた後も、寿司に手をつけようとしないんです。
A「しょうがないですよ。物事には理由があるんですから。大丈夫ですよ、紹介状を書きます。来年も、サンタクロースできるよう、紹介状を書きます」
S「紹介状?」
A「ちょっと、待っててくださね」
で、着替えてきました。
しばらく着てませんでしたからマントにシワが入ってましたが、とりあえず、自分の素性をバラしました。
S「あっ!!?あんたは!!?」
A「はい。地球防衛軍のイレブンです」←過去ブログ参照
S「は、初めて見た!!」
A「こちらのセリフです・・・。ちゃんと、紹介状?推薦状?を書きますから、今は、忘れてゆっくりされてください」
サンタさん、泣いてたよ・・・。
涙流しながら、やっと、お寿司に手をつけました。
銀座久兵衛の「大巻き寿司」・・・。
随分、気持ちが回復したようでした。
A「サンタさん、もうクリスマスが終わりますよ。トナカイも消えたんでしょう?」
S「・・・。」
A「どうやって帰るんですか?」
S「最悪のケースを考えて袋に車を入れてある」
A「車?」
S「この袋にはなんでも入るんだぞ。」
ま、ひとしきり、話をして、先ほど、
サンタさんが帰りました。
袋から取り出した車に乗って・・・。
「あわてんぼうのサンタクロース」ならぬ。
「クリキン坊のサンタクロース」でした。
ASKA(2021/12/26 0:16)
追記:
今、寝ようとしましたら、
サンタさんが座っていた椅子の下に、
「イレブン、今日は世話になった。これは気持ちだ。
推薦文、よろしゅー頼む」
いつの間に・・・。
こ、こ、これ!?
「小型酸素発生器」じゃないか・・・←ちょっと、ざーとらしいぞ!
鼻の近くで30秒くらい吸うと、頭がスッキリするんです。
目にかけたら、視力が回復する・・・。
てか、あれ、芝居だった?←どっちがだよ!!
推薦文って、どこに送るんだろか?
明日、コンビニで聞いてみます。
(2:29)
本日「SATOKO」が参加。
そして、「一木」「SHUUBI」が、間も無く。
最後に「ビルボー」が参加
そして、ツアースタートとなります。
リハーサルでは、まず、バンドがライブで行う曲をしっかり固めます。
そして、ハーモニーが参加。
最後に、15人の美人ストリングス集団が、勢揃い。
と、いうことですね。
曲目が変更になっても、ドラムの「SATOKO」、何にも問題なかったです。
「全曲、知ってます!」
と。
リハーサルでは、全員が向かい合わせで行います。
幼い頃から「C&A」の楽曲、ステージを観て、そして育った「SATOKO」ですから、
全曲、知ってるんだよな。
ドラムを叩いる姿は、お父さんそっくり。
孝三も、僕と目が合うと、いつもニッコリとした笑顔を返してくれました。
ほんと、お父さんそっくりだ。
そんなリハーサルから戻り、
先ほど、コンビニに行こうとしたら「サンタさん」が、マンションの玄関の前に座っていたんです。
背中に背負った袋にはまだ、それなりに入ってましたね。
あまりに疲れてる様子でしたので、声をかけたんですよ。
A「サンタさん、どうしました?」
S「失敗した・・・」
A「何が?」
S「(子供達に)済まないことをしてしまった・・・」
A「何か、あったんですか?」
S「なんとか、イブ中に(子供達に)プレゼントを配ろうとしたんだが、今年はコロナでサンタが少なくてな。今年、自分に任された家が多く、25日になってしまった」
A「ああ。プレゼントはイブの24日から25日の早朝にかけてですもんね」
S「失敗した・・・」
A「そんなに、自分を責めちゃダメですよ。」
S「そうは言ってもな・・・。私は誰だ・?」
A「サンタさん・・・」
S「そう。私はサンタクロースなんだよ。父親に顔向けできない・・」
A「え?サンタさんって世襲制なんですか?」
S「そう。爺さんも、ひい爺さんも、みんなサンタだ。1年に一回、たった一回のクリスマスなんだよ」
A「まぁ、そうですよね。クリスマスは確かに一回ですもんね」
S「失敗した・・・。本当に失敗した・・・子供達に済まない・・・」
A「トナカイは?」
S「消えた・・・。」
A「消えた?」
S「ほれ、明るくなったら見つかってしまうやろ?」
A「誰に?」
S「週刊誌に。特に写真雑誌は怖いぞー」
A「そっちの世界でもですか?」
S「見つかったら、クビやから・・・」
A「え?サンタさんにも『クビ』ってあるんですか?」
S「(遠くを見つめて)もう、来年は、街角のサンタに格下げだ・・」
A「えーーっ?街角のサンタさんって、それだったんスカ?」
S「ああ・・・」
知らなかった。
昭和の40年代の頃の街角のサンタさんって、そうだったんだ・・・。
今では、見かけなくなりましたが、しっかりお仕事をされるようになったんでしょうね。
S「失敗した・・・。失敗した・・・」
ものすごい落ち込みようだったんです。
ただ、サンタさんが握りしめていたモノが気になったんですね。
A「それ、なんですか?」
S「寿司・・・」
A「寿司?」
S「寿司だ・・・。手巻き寿司」
A「サンタさん、手巻き寿司食べるんですか?」
S「これは、配り終わったら食べようと思ったんだが、失敗したのでこれを食べる資格はない・・・」
その寿司の入った紙?っていうんですか。
なんか、文字が書いてある。
A「失礼ですが、その寿司、どこの寿司ですか?」
S「久兵衛・・・」
A「はい?」
S「『銀座久兵衛』の寿司を知らんのか?」
A「いや、知ってますけど、サンタさんが久兵衛の寿司を食べることは知りませでした」
S「ひとつ、物知りになったな」
A「あ、はい。て、いうか、プレゼント配り損ねて落ち込むサンタさんがいるなんてことを知ったことの方が収穫大きいです」
S「笑え、笑ってくれ・・・」
A「笑えないっす。よかったら、ウチで一休みしませんか?疲れたでしょう。だいたい、こんな街中で、その服着てると、目立ちますよ」
と、いうことで、
先ほど、「あわてんぼうのサンタクロース」ではなく、心が「下がりんぼう」のサンタクロースを部屋にあげました。
テーブルについた後も、寿司に手をつけようとしないんです。
A「しょうがないですよ。物事には理由があるんですから。大丈夫ですよ、紹介状を書きます。来年も、サンタクロースできるよう、紹介状を書きます」
S「紹介状?」
A「ちょっと、待っててくださね」
で、着替えてきました。
しばらく着てませんでしたからマントにシワが入ってましたが、とりあえず、自分の素性をバラしました。
S「あっ!!?あんたは!!?」
A「はい。地球防衛軍のイレブンです」←過去ブログ参照
S「は、初めて見た!!」
A「こちらのセリフです・・・。ちゃんと、紹介状?推薦状?を書きますから、今は、忘れてゆっくりされてください」
サンタさん、泣いてたよ・・・。
涙流しながら、やっと、お寿司に手をつけました。
銀座久兵衛の「大巻き寿司」・・・。
随分、気持ちが回復したようでした。
A「サンタさん、もうクリスマスが終わりますよ。トナカイも消えたんでしょう?」
S「・・・。」
A「どうやって帰るんですか?」
S「最悪のケースを考えて袋に車を入れてある」
A「車?」
S「この袋にはなんでも入るんだぞ。」
ま、ひとしきり、話をして、先ほど、
サンタさんが帰りました。
袋から取り出した車に乗って・・・。
「あわてんぼうのサンタクロース」ならぬ。
「クリキン坊のサンタクロース」でした。
ASKA(2021/12/26 0:16)
追記:
今、寝ようとしましたら、
サンタさんが座っていた椅子の下に、
「イレブン、今日は世話になった。これは気持ちだ。
推薦文、よろしゅー頼む」
いつの間に・・・。
こ、こ、これ!?
「小型酸素発生器」じゃないか・・・←ちょっと、ざーとらしいぞ!
鼻の近くで30秒くらい吸うと、頭がスッキリするんです。
目にかけたら、視力が回復する・・・。
てか、あれ、芝居だった?←どっちがだよ!!
推薦文って、どこに送るんだろか?
明日、コンビニで聞いてみます。
(2:29)
COMMENT
よかったら、ウチで一休みしませんか?【追記】のコメント
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ニックネーム:SKRA魑魅と魑魅と魑魅と私
-
ニックネーム:あすかつこ🤣🤣🤣🤣
突っ込みどころ多すぎて❗
懐かしのイレブン🤩
年末年始は、休みなくぶっ通しで働いていてヘロヘロだったので、しばらくブログに来れませんでした
元気でた!!
また頑張る! -
ニックネーム:☆★ 🅼🅰🆈★☆前日に、マー坊さんのクリスマスLiveがあって...
翌日、ASKAさんの所に行くと仰ってましたよ。マー坊さん✨
まさか🎅🏻の格好で.....。
めっちゃお茶目ですよね。🥰🥰🥰 -
ニックネーム:アスリート0507笑っちゃいましたよ😄
高級な太巻き寿司だったんですよね笑
車を運転して帰る 「さがりんぼうのサンタさん」
癒されます -
ニックネーム:kazumi1224ASKAさん
おはようございます。
「よかったらウチで一休みしませんか?」
一つの物語感覚で読んでしまいましたよ。
ASKAさんとサンタさんのやり取りが楽しいんですもの。
ASKAさんへのプレゼントも素敵ですね。
楽しいブログありがとうございます。
リハーサルお疲れ様でした。