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一日中、歌詞書きに没頭していましたので、
昨日まで覚えていた本日の「ソロデビュー34周年」のことを、すっかり忘れていました。

「C&A」であろうと「ソロ」であろうと、
この音楽業界に飛び込んだ日は、紛れもなく「1979年8月25日」ですからね。

やはり、記念日としては「825」の意識の方が強いですね。

今回10月15日に「PRIDE」をシングルリリースするにあたり、
「TOWER PLUS」（フリーペーパー）から、掲載におけるインタビューの依頼がありました。

口述筆記となるより、自分で書いてみようと思い、
先ほど、それを書いて「TOWER RECORDS」に送ったところでした。

歌詞の冒頭に

「思うようにはいかないもんだな　呟きながら階段を登る」

が、あります。

これ、当時住んでいました世田谷の「玉川台」のマンションの階段なんですよね。
２階に住んでいましたから、
ある時、本当にそのような思いで一段一段階段を上がった時のことを覚えています。

時々、あのマンションのことを思い出していました。
もう30年以上経ちますからね。

「まだ、あのマンションあるのかなぁ」

と。

先日、レコーディングのサポートをしてくれています祥太が、再び東京に出てきました。
以前も世田谷に住んでいましたから、住居は世田谷辺りを考えているとのことでした。

聞けば、世田谷の奥となる「用賀近辺」だと言う。
３つ、候補があると言う。

用賀近辺って「玉川台」がそうですからね。

A「ね？まさかとは思うけど、それレンガのマンションだったりして」
S「はい、そのうちのひとつはレンガでした」
A「〇〇を右に曲がった左側か？」
S「えーと・・・あ！そうですね」
A「マンション名、えーとなんだっけ？なんとか用賀って名前だったなぁ」
S「〇〇用賀でした」
A「そこだよ！オレが住んでいたのは！！」

結局、他の理由で、そこに住むことにはなりませんでしたが、

「まだ、あのマンションあるのかなぁ」

が、確認できました。

そう。
「PRIDE」での階段は、そのマンションの階段がモチーフでした。

もう、ここでもたくさんの方がお気づきのように、
今回の「MV」で石井監督が選んだ花が「アマリリス」だった。

その後、監督なのか、監督の会社の社員なのかは、わかりませんが、
「アマリリス」の花言葉が「PRIDE」であることを知った。
さらに、僕の誕生日2月24日の誕生花が「アマリリス」だった。

これは偶然でしょうか？

編集には、少し時間がかかるだろうと思っていたところ、
他の仕事も抱えていた監督は、すぐに編集作業に入っていた。

昨日、夜、編集の第１校となる「PRIDE」のMVが届いた。
イメージ通りだった。
いつもなら、気がついたところを伝え、数回変更を加えながら完成作品となるわけですが、
もう、僕には「完成」と言える作品になっていました。

リリースは約半月後ですからね。

この出来立ての「MV」のどこかを、今、すぐ編集してみなさんに観ていただきたいと思った。
色調整など、細やかな作業はまだありますが、僕の元に届いたこの新鮮さを共有してもらいたいと思った。

編集に音を加え、「タイトル」「リリース日」を載せ、
それをすぐにスタッフに送った。

急な作業でしたから、「当日のうちに」は間に合わず、
日を跨いだ、翌日となる「9月21日」になってしまった。

ところが、その日がソロデビュー３４周年の日だった・・・。

「こんな偶然ってあります？」

は、僕がよくここで使ってきた言葉です。
これからも、そんなことが続いていくのでしょう。

延期になったツアーの行程が発表されました。
延期決定から、この短時間で何もかもを決めなくてはならない必要がありました。
サポートメンバーの押さえ、そしてホール・・・。

ツアーというものは、ツアーを行う約１年前には決めるのが普通です。
それを、即やらなくては１月からのツアーなどできません。
もう来年は、僕が行おうとする規模のホールは、どこも押さえられていました。

１年半待った全国ツアーです。
これが、中止となれば、次のツアーは2023年からになってしまう。

物理的な事情ばかりが重なりました。

ツアーは、「ホールが空いてるから、その日で」というものではありません。
機材を運ぶトラックが、効率よく移動できるよう組まなくてはならない。

それが「全国ツアー」です。

今回、その中で中止しなくてはならなくなった会場が発表されました。
楽しみに待っていてくれた方々には、本当に申し訳ない限りです。
中止にしなくてはならなかった理由は、上の説明が全てです。

「ASKAバンド」と言いましても、彼らはA級プレーヤーですので、
他のアーティストでの仕事も、すでにスケジュールされてる。

今回、ドラムの江口だけが、どうしてもすでに被っていまして、
ツアーに参加できなくなりました。

今も、電話で、お互い「残念」を語り合っていたところでした。

みなさんから、多くのご心配を頂いておりました「菅沼孝三」は、
お陰様で窮地を脱し、現在、すでに現場復帰しましたが、
まだツアーを行える体力ではありません。

いえ、本人は「やれます！」とのことでしたが、
僕の方が、大事をとって、今回は身体を休めるように諭しました。
大事な家族です。
今、無理はさせられない。

そんな時、

「私にやらせてください」

と、声を上げてくれたのが、孝三の娘「SATOKO」でした。
「SATOKO」はドリカムを初め、もうすでに多くのアーティストのサポートを行っています。

一時は「若手ナンバー１（ワン）」ドラマーと言われていました。
そんな「SATOKO」も、今では「若手」ではなく、しっかりドラマーの中堅となってます。

なんか、灌漑深いですね。
僕は「SATOKO」を、彼女が小学生になる前から知っていましたからね。
親子２代で、僕のサポートをしてくれるのかぁ・・・。

それもこれも、みなさんが長い間、僕の音楽活動を支えてくれたからだと、
このソロデビュー34周年日に思っていることです。

ツアーが発表になりました。
同じ会場でのライブでの座席は、みなさんが手にしている座席のままです。

その他変更地区では、受付し直しとなりますが、
「特別扱い」は、もちろんです。

申し訳ない限りですが、もう一度トライをお願いいたします。

その後、一般発売となります。

(2021/9/21 22:32)

P.S.

そうそう、先日のMV撮影には、MVに出演してくれた方たちがいました。
キャストは多国籍で集められました。

その中の日本人の女性から、

「11月の国際フォーラム、チケット取りましたっ！！」
「ごめーん、15日に発表なんだけど、延期になっちゃったんだよ、ごめんねぇ」

なんて、出来事がありました。

役者さんの事務所に所属していた人が、僕のライブのチケットを取っていた。
その後、石井監督の絵コンテによりキャストとなったその方とMVの現場で出会った。

いろいろ「縁」を詰め込んだ、本日のブログとなりました。


追記；

コメント

「ASKA兄さん、中止となった会場は受付けし直しなんですか？その辺りが、分かりにくい」

申し訳ない。
Newsで書いてあったように、一度払い戻しとなるようです。