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今、知り合いに電話をしました。
僕は、相手が電話に出ると、必ず自分の名前を先に名乗ります。

これは、みなさんもそうですよね？

今日は、ある知人の男性に電話をしたら、女性が出られたんですよね。

ん？

その知人には、秘書さんがいますので、

「ああ、〇〇さん、トイレかな？オレの名前が表示されたので、秘書さんが代わりに出られたのかな？」

そう思ったわけです。

いや、しかし、それはしないだろうと・・・。
出られた方に、

「これは、〇〇さんの電話ではありませんか？」
「いえ、違いますが、番号をお間違えになられていないでしょうか？」

で、スマホに保存されていた番号を伝えました。

「お間違えになられてますよ」
「あ、申し訳ありませんでした」

しかし、しかしなんです。
その知人とは、もうずっとこの番号で、メール（iPhoneのメッセージ）のやり取りをしていたんですよね。

慌てて、その知人の名刺を確認しました。

「090」は、合ってる。

下4桁も合ってる。

真ん中の4桁に違いがありました。

「16」が「61」になっていた・・・。

まぁ、それは良い。
僕の打ち間違いだったのでしょう。

では、
では、ですよ。

これまで、その番号で、誰とやり取りをしてたのでしょう。
間違いなく、その知人のはずなんです。

食事をご馳走していただいた翌日も、

「昨日は、お御馳走様でした。突然、一人増えてしまい、ご迷惑おかけいたしました」
「いえいえ、いろんなお話を聞かせていただき、私も大変刺激になりました。
こういうところですし、大歓迎ですよ。いつでも、またいらしてください」

ね？

どこが不自然？

今日まで、打ち間違いの番号でも、その人につながっていたことになります・・・。

昔、携帯電話というものが、まだ世の中にそれほど広がっていなかった時、
このようなことがありました。

フジテレビに向かう時でした。

渋滞で、15分ほど、遅れそうでしたので、携帯電話を持っていた僕が、
直接フジテレに電話をしたのです。

そのようなところは、まず、代表電話にかけ、部署に繋いでもらいます。
電話をしました。

「もしもし、ASKAですが、ヒットスタジオの〇〇さんに繋いでいただけますでしょうか？」
「はい？」
「あ！？申し訳ありません。CHAGE and ASKAのASKAです。〇〇さんに繋いでいただけますか？」
「え？ASKAさんですか？」
「はい。こんにちは。よろしくお願いいたします」
「電話番号、お間違えになってます。えー！？ASKAさんだぁーーー！！！」
「・・・。」
「こんにちは！！いつも歌聴いてます！！」
「あ、ありがとうございます(⌒-⌒; )！！あのー、この電話番号。秘密にしててぇ！！。お願い！！」

あの時、フジテレビに、自分が直接電話することなどありませんでしたので、
渋滞の中、「104」でフジテレビの番号を聞き、それを僕が確認するように口にし、
それをマネージャーが、書き取り、それに電話したら違ってた・・・。

そんなことを、今、思い出しました・・・。

で、もう一度、
これまで、違う番号で相手にメッセージが届いていたのは.

なぜなんだ・・・。


ASKA(2020/4 /5 13:58)