TOPに戻る

今の人は、食べるのかなぁ・・・。

「スイカのお漬物」

僕は、子供の頃から、それが大好きでして、
今日、初めて自分でそれを作りました。

案外、簡単なのですね。
スイカの皮を切り取るのが、大変でした。

実は、スタイリストの干ば「クニちゃん」から、大きなスイカが送られて来たのです。



スイカの中心部って、なんでこんなに美味しいんだろう？

それを食べ終わると、スイカの皮と実の間に、白い皮が残りますよね？
それの、赤い部分と、皮を少々厚めにスライスし、それを食べやすいくらいに切り、
ビニール袋に入れ、塩をふりかけ、まんべんなく塩が行き渡るように、袋を振るんです。

そして、1時間ほど冷蔵庫にいれておくと、出来上がり。
少し、お醤油を垂らしてもいいんです。

僕らの世代はみんな知ってますよね？
嫌いな人は、それほどいないでしょう？

今日、マー坊と僕の、共通の大事な方が「動脈瘤」の手術を終えられたので、
一緒に、お見舞いに行って来ました。

今の医学は、本当にすごいなぁ・・・。

脳にできた「動脈瘤」。

血管に風船のようなものができてしまうのです。
その風船の部分に血液がぶち当たるように流れ込んで行きますので、
その風船がどんどん大きくなるのです。

大きくなるということは、その部分が薄くなっていくということです。
大きくなった風船を思い描いてもらえたらイメージしやすいでしょう？

その風船が大きくならないように、風船の出来はじめの部分を縛るという手術の場合、
頭を開けなくてはなりません。

その方は、それができない部分に「動脈瘤」ができていましたので、
太ももから「カテーテル」で、脳まで髪の毛より細い線を何本も送り、そんな風船の部分を、
それで埋めてしまうという手術でした。

風船を、あえて詰まらせるというやり方です。

風船を詰まらせてしまえば、風船の部分に勢いのある血がぶち当たることはなくなりますからね。
後は、時間が経てば、その風船は固まりとなりますので、もう破裂することはありません。

穴の空いた部分にセメントを入れるようなものです。

入れてしまえば、後は固まりますからね。
それと同じ考え方の手法でした。

手術は、かなり危ないものでした。
間違って、血管を破ってしまったら、それでアウトですから。

無事に生還してくれて本当に良かった。

お見舞いには、
はい。

「浮かぶ地球儀」

を、持って行きました。

喜んでくれましたねぇ。

病室では、とりあえず、僕が浮かべてきましたので、
その方の退院後は、自分で上げてもらいます。

良いリハビリになるでしょう。

その病院まで、車の中で、スイカの漬物の話をマー坊にしました。

「ASKAが、自分で作ったんか？」
「そう。」
「あれとご飯の組み合わせ、最高やからなぁ！！」

僕らの世代は、スイカの白い部分まで食べるのです。

僕は、料理は、まったくやりませんので、

「初めてのお使い」

のような、気持ちでした。

それにしてもデカいスイカです。
どれだけ「漬物」が、できるんだろうか？

それを作るレシピには、

「他人へ出すのは控えましょう」

と、書いてありましたが、
僕は、出しますよ。

無理にでも、食べさせたい。

もうすぐ、今月のレコーディングが始まります。


ASKA（2018/6/02 02:56）