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昨日、友人からある伝言がありました。

地方の会館の館長さんからの伝言でした。

「今年、定年で館長職を退きます。私の勤める会館主催でコンサートをやっていただけませんか？」

去年の秋頃から、いずれも僕の友人を介して、5会館、ライブのお願いを受けています。

「コンサートホールは、企業、そして地方自治体の管轄なので、全ての会館は借りれない」

と、いう説明を受けていたのですが「何となく空気が変わってきたなぁ」と、感じています。

そのうちの２つが、同じ理由でした。

「自分の定年退職の思い出にしたい。」

もちろんCHAGE&ASKAで、ライブをやらせていただいたことのある所でした。
僕のライブは、それなりに大掛かりですし、ただでさえスケジュールの取れない「ASKAバンド」のリハーサルを含めた日数のブッキングは、不可能なのです。

普通、こういう話は仕事ですので、

「会社に連絡してください」

と、言うのが決まりなのですが、答えはわかっていますし、
少しの時間でも気を持たせてしまうことになるのが忍びなく、
友人には理由を伝えた上で、丁重にお断りさせていただきました。

全国ツアーというのは、一気に行いますので、スタッフ、機材などの経費を大幅に抑えることができます。
ライブチケットは、現在では 1万円から1万２千円が、普通になっています。
単発の５会場では、おそらく３倍以上になってしまいますからね。

お声をかけてくださいました館長の皆様へは、
心から、本当に心から感謝いたしております。

「退館の思い出に・・・」

この言葉には、強く揺れてしまった・・・。

それでも、少しでも早いタイミングで「Fellows」、いや、世の中に何らかの発表ができればいいなぁ。

「僕を、待ってくれている人たちがいる」

恐縮です。
こんな幸せなことはありません。

今日、１曲仕上げる予定です。
この手の楽曲も、うん、初めてかもしれない。

では、もろもろ、スイッチONです。
今日は、オリンピックお預けです。

http://www.e-fanclub.com/aska/



ASKA　（2018/2/10 14:07）