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歌入れ中。

少し、休んでいます。




「誰(た)がために鐘は鳴る」




これは、その昔、世界中で大ヒットしたアメリカ映画のタイトルです。


歌詞を書きながら、この場所には、この「誰がために鐘は鳴る」しかないと思い


ました。




アルバムの肝になるであろう、大きめのバラードです。




この曲も、歌入れを終えていたのですが、


やはり、データを失ってしまいましたので、再度、歌い直しをしています。




みなさんのところへ届く楽曲は、ライブで育つ前の歌なので、


初々しさはありますが、歌いなれて行きますと、




「ああ、あそこはこう歌えばよかった」




と、なることが多く、ライブでは少しずつ、


「歌い方」「メロディ」が変化して行きます。




✋わかってます!!




「いつも聴いているとおりに歌って欲しい。」




そうなんですよね。


他のアーティストのライブに行くと、僕もそう思いますので。




ただ、これは、仕方ないんです。




おそらく、


リリースした自分の歌を、聴いているアーティストは少ないでしょうから。




レコードとは「記録」のことですからね。


その日の歌い方が記録されるのです。




歌えば歌うほど、表情、表現が変わって行きます。


そのため、微妙な変化が伴うのです。




データを失う前の歌と、今日の歌では、もう変化しています。


そうなると、歌詞を書き換えたいところが出てきます。




なぜ、あの日、この言葉に気がつかなかったのだろうと思うわけです。


起きてしまった出来事とは別に、


結果、再度、やり直せて良かった。




わかってます!




ライブでも再現できるよう、今を最大限とし、


なるべく


絶対、


できることなら、リリース時と変わらないよう、


今日の歌を歌うつもりです。




それでも、変わっちゃうんですよね。


ライブという生き物になってしまうと・・・。




でも、


✋わかってます。


わかってるんです・・・よと。




ASKA