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あれから5年半

昨日、音楽評論家の「田家秀樹」さんの番組に出演してきた。
長いよなぁ。

もう20年、番組を続けられてる。

いつもそう。
マイクチェックの後、もちろん番組入り口の紹介はあるけど、そのままふたりだけで話しているような感覚になり、ラジオな感じじゃない。
昨年、体調を壊され一回予定していた出演が飛んだんだよな。
なかなか本調子に戻らず、今も、まだ復活されてないように感じた。

2017年、僕は

「Too many people」
「Black&White」

1年で2枚のアルバムをリリースした。
これは、自分の音楽活動への強い意思を自身に向けるためだった。
休みらしい休みはなかった。

時々、友人の「玉置浩二」が遊びに来ては、

「オマエ、つまんない。なんでずっと仕事してんだよ?」

なんて、笑ってたけど、もう一度30代の頃の自分に戻って、自分をけし掛ける必要があった。
自分のお尻を叩きながら、とにかく前に進むことだけを考えてた。

「Too many people」は、アルバムリリース後、
ミュージックビデオを「DVD」にしてリリースした。
タイトルは

「Too many people Music Video + いろいろ」

この「いろいろ」はインタビューであり、それを田家さんが引き受けてくれた。
場所は、僕の部屋。
リラックスした中で行いたかったからね。

その時、田家さんがとても印象深い話をしてくれた。

「仕事柄、僕の家にはもう入りきれないほどのCDがある。一枚一枚がアーティストの努力の結晶。それを、家に入りきれないという理由で、処分することなどできない。僕は、これらのアルバムを台湾に寄与して図書館にあらず、音楽のライブラリー館を作ってみたい」

そう語ってくれたことを覚えてる。
昨日、

A「田家さん、台湾にアルバムを寄与する話、どうなりました?」
田「できました(^_^)」
A「本当にやっちゃったんだ!?」
田「ものすごい量でしたからね。台湾に送るとなるとものすごいお金がかかっちゃうんですよ。どうしたものかと途方に暮れていたら、後藤さんが『それは、いち音楽評論家にやらせることじゃないよ。日本の音楽業界がやらなきゃ』と言ってくれ、資金を出してくれました」

後藤さんって、元「ユイ音楽工房」の代表。
現在は「ユイミュージック」ね。

今ではこの国の音楽業界の重鎮に位置してる人。

こういう裏話は、語っておくべき事。
あれから5年半。

田家さん、やったんだぁ。
後藤さん、やるじゃん。

今のところ、今度のアジアツアーに「台湾」が入ってます。
初めての国は「マレーシア」かな。
マレーシアの方々はシンガポールまで観に来てくれていたから、今、話を進めています。

台湾には田家さんも観に来てくれるので、
田家さんの寄与したアルバムが並んでいる光景を一緒に見てきます。

ASKA(2023/2/1 18:21)

P.S.

さて、着替えるか。
道場には、程よく暖房が入ってます。

COMMENT

あれから5年半のコメント

  • ニックネーム:イチマン
    台湾、マレーシア、

    んー(*⁰▿⁰*(*⁰▿⁰*)

    弾丸一泊二日なら参戦できるかも🤭🤭

    国内ツアーポツンと空いてる6月ですか?

    行くぜよ🤡🤡🤡
  • ニックネーム:ニャン野 じろ
    ASKAさんが復帰コンサートをされる前に田谷さんのラジオに出演されたのを思い出しました。
    田谷さんの優しい声とASKAさんの音楽が好きなのがよく分かる番組でした😊

    田谷さんの体調完全に復調されますように✨🍀
    ASKAさんもお稽古、お疲れ様でした🙇🏻‍♀️🍓😊💓🍓🍀
  • ニックネーム:トンコ
    私は発達障害で感覚過敏の症状が強くなってしまい、聴覚過敏の症状が強くもう長いことコンサートに行けていません。でも、ASKAさんの音楽に元気と勇気をもらっています。LIVEはDVDや音楽番組の放送などで楽しんでいます。ツアーに参戦される皆さんがASKAさんの音楽を楽しまれる事を願っています。
  • ニックネーム:ccann
    田家さん、お元気になられますように願っています。
    ひとつひとつのアルバムを大切にしていただいて、ミュージシャンも嬉しいと思います。
    これからも台湾や日本でのLIVEも観てほしいですね😊
  • ニックネーム:ゆーみ
    台湾に音楽ライブラリーを…田家さんの理由と行動力。それを後押しされた音楽界の重鎮後藤さんも…音楽を生み出すアーティストや音楽へのリスペクトや愛で溢れてますね。田家さんがお元気になられる様、お二人がライブラリーへご一緒できる事祈っています。DVDもう5年半経つのですね。東京タワーの下のスタジオへMV撮影に参加させて頂きました。あの未来の勲章は一生忘れられません…小雨そぼふる日、あの時私の後ろに並んでいた女性に勇気を出して声をかけたんです。それがご縁で今では一緒にLIVEへ。3/16も一緒です。