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こんな近くに居たのか。

先ほど「ミュージックフェア」が放送された。

放送の収録前に聞いてたんだよな。
澤野君のバンドのギターが「飯室博」君って。

「おおっ!!飯室君!!」

目黒に家を構え、自宅に完全防音の作業部屋?いや、レコーディングを行なっていたから、今から思えば「スタジオ」だな。

1996年、ロンドンレコーディングを行う際、「実験」として一枚のアルバムに3人のプロデュサーを迎えた。
その時のことはブログに書いた。

https://www.fellows.tokyo/blog/?id=660

このアルバムを作るに至って、

「向こうのミュージシャンから舐められたくない」

そんな気持でいた。

3人のうちの1人、プロデューサー「ポール・オダフィ」は僕を(それなりに)認めてくれていたので、何の問題もなかったのだけれど、後2人は初めてだったから。

「徹底的にデモを作り上げる」

友人の「矢賀部竜成」紹介のギターリストが「飯室」君だった。
僕の「徹底的」に付き合ってくれた。

飯室君は、確か剣道三段だったはず。
そんな共通の話題の中でも制作は進んでいった。

飯室君、僕好みの良いメロディを弾いてくれたんだよな。

先日「ミュージックフェア」の収録の時に楽屋にお邪魔して顔を見てきた。
「ニンマリ」とした笑顔は、あの時のまま。

今回、澤野君とのコラボがなかったら、会えてなかった。

音楽業界だから、いつかどこかで会えるだろうと思うのは間違いで、
コロナによって仕事を無くし、業界を辞めたプレーヤーも少なくないから、久しぶりに会えて本当に嬉しかった。

だって、2人とも現役だからこそ会えたんだから。

ひとつの手の中に、今生で知り合う人たちが居るとするならば、
その手から世の中に放たれた「蜘蛛の糸」の先の者同士での約束された出会い。

澤野君を通じて、また再会できたよ。

あのデモで飯室君が弾いてくれたフレーズをロンドンのギターリストがなぞった。
それをコピーして、自分の個性を出した。

でも、飯室君のフレーズのままが結構あった。

良い思い出と再会の機会を作ってくれた澤野君。
そしてこのコラボに感謝したい。

ASKA(2023/1/28 19:38)

P.S.

そうそう、やーさん(矢賀部竜成)重度の肺炎になり、そして病院でコロナ院内感染し、
死にかけて戻ってきた。

その話も飯室君と共有できてた。
つまり、ずっと近くにいたんだよな。

「縁」ですね。

COMMENT

こんな近くに居たのか。のコメント

  • ニックネーム:まき
    矢賀部さん良かったぁ
  • ニックネーム:Reaca
    プロデュサーて・・なんて思ってたら、過去ブログの方がそうなってたからなのね(≧ω≦)変わってないね(≧ω≦)
    ミュージックフェア録画予約したかどうか忘れちゃって、録画出来てなかったらどうしよう😣て、思ってたのに家に着いた頃にはその事もすっかり忘れてた😛
  • ニックネーム:四つ葉のクロバー🍀
    ASKAさんお早う御座います☕️
    昨夜はラジオをお聴きして〜穏やかに休んでました。ヘアーカットされ、サッパリなさってますね☺️青空は〜お元気のようです✨撮影があるのでしょうか⁉︎暖かく🧣して下さいませ〜🍀✨
    3月のDAVIDさんとの〜特別なLiveが楽しみです🎶💕🍀✨
    ツァーの先行予約エントリーさせていただきますね😉✨
  • ニックネーム:mayumi&mayuasu
    「ASKA_Terminal_Melody」聴きましたよ。
    ご家族の食事で薫さんと澤野さんが盛り上がっていた。と☺️薫さんと澤野さんのコラボも観られそうですね。と言うか是非!お願いしたいです!
  • ニックネーム:うさぎT🎀🌙

    ASKA Terminal Melody、久々のしげ様ご登場❣️失われた文明の事、放射能の事、ジャネットさん、びっくりされてませんでした❓😆😅いきなり言ってるんだもの🤭
    しげさんって面白いね、🥰❣️
    わたし、面白い人だーいすき🥰❣️
    どのゲストさんよりも、ターミナル長が1番嬉しい☺️✨
    ディヴィッドさんとのライブ、早く見たい❗❗