「決心」と「決断」
「決心」と「決断」
どちらも自分の心に線を引く言葉。
以前から、度々相談を受けていた。
コロナも手伝って、昨年あたりから若いミュージシャンたちから、その言葉を聞くようになった。
「決心」には勇気と未来を感じる。
「決断」には勇気と諦めを感じる。
僕は若いミュージシャンに対して、どうのとは言えないから、
今、自分が考えてること、これからどうなっていきたいのかの話をする。
これは考えがあってそうするのではなく、
どう答えていいのか分からないから自分の話をする。
昨夜、
「なぜ『apple』でアルバム一枚ダウンロード発売をしないのか」
と、いうメールが来た。
配信の影も薄れ、今や「サブスク」の時代。
僕は、何度も何度も語ってきてる。
「サブスクは時代の文化。全否定してるわけじゃない」
と。
今、みなさんが買ってくれている「CD」は、マスター音源なんです。
ここはとっても大事なことで、昔の「CD」との価値が変わり、今では「CD」がマスター音源。
これに関しては、いつかそうなっていくことを予測していたので、
「これからCDの価格は、もっともっと上がって行く」
と、ここでも書いた。
アーティストから見れば「マスター音源」を、ある意味手放しているのと同じだから。
現在のCD購入者は「マスター」を手に入れてるんです。
僕のアルバムCDの価格が高いのはわかってる。
それは、CDが「マスター音源」というモノに変わったから。
いずれ、もっとCDは売れなくなり、
プレス枚数を抑えたCDは所有者の貴重なものとなり、その価格はアーティスト設定価格より上がって行くでしょう。
そうさせない、そうならないように僕の会社では設定価格で販売しています。
自分の会社で利益を得ることが目的ではありません。
新体制では、その考えが引き継ぎされていなかったこともあり、先行でいち早く販売していた間違いが起こってしまった。
「自社の販売は特別なことをしてはならない」
が、僕の考えです。
「apple」では、appleの方針があり「アルバム価格設定」というものがあります。
これは企業方針なので、アーティストが価格を設定できないシステムになってる。
これに関しては「交渉不可」なんです。
今、僕は配信サイトで、アーティストのアルバム設定価格を受け入れてくれるところで配信リリースを行なっています。
「安売りはしない」というと誤解されそうだけど、これはデビュー当時から守ってきた。
「プロとして、チケットを買ってくれたお客さんの前で歌いたい。客席を埋めるためのタダ券は決して配らない」
この考えの延長上にあります。
これはアマチュアの時に思ったこと。
もちろんアーティスト、イベンターには戦略という名の下、プロモーションとしてタダ券を配っていたライブもあった。
そのタダ券をもらって何度もライブを見たことがある。
その中には良いライブもあった。
でも、一度「タダ」で観たプロアーティストのライブは、次にお金を払って観ようという気持ちになれなかった。
これは、僕だけが抱いた感覚かもしれませんが、
その感覚は、43年間音楽をやってきて、今尚変わりません。
例えば、2000人のホールでチケットが500枚しか売れなかったとしても、僕はお金を出して観に来てくれた500人のお客さんを大事にしたい。
「対価」と感じて観に来てくれているわけですから。
サブスクは時代が生んだもの。
全否定はしない。
ただ、サブスクに参加するならば、参加したことを幅広く知ってもらえるようなインパクトがなくては意味がないと思っています。
「今じゃない」
それだけです。
ASKA(2023/1/27 13:25)
どちらも自分の心に線を引く言葉。
以前から、度々相談を受けていた。
コロナも手伝って、昨年あたりから若いミュージシャンたちから、その言葉を聞くようになった。
「決心」には勇気と未来を感じる。
「決断」には勇気と諦めを感じる。
僕は若いミュージシャンに対して、どうのとは言えないから、
今、自分が考えてること、これからどうなっていきたいのかの話をする。
これは考えがあってそうするのではなく、
どう答えていいのか分からないから自分の話をする。
昨夜、
「なぜ『apple』でアルバム一枚ダウンロード発売をしないのか」
と、いうメールが来た。
配信の影も薄れ、今や「サブスク」の時代。
僕は、何度も何度も語ってきてる。
「サブスクは時代の文化。全否定してるわけじゃない」
と。
今、みなさんが買ってくれている「CD」は、マスター音源なんです。
ここはとっても大事なことで、昔の「CD」との価値が変わり、今では「CD」がマスター音源。
これに関しては、いつかそうなっていくことを予測していたので、
「これからCDの価格は、もっともっと上がって行く」
と、ここでも書いた。
アーティストから見れば「マスター音源」を、ある意味手放しているのと同じだから。
現在のCD購入者は「マスター」を手に入れてるんです。
僕のアルバムCDの価格が高いのはわかってる。
それは、CDが「マスター音源」というモノに変わったから。
いずれ、もっとCDは売れなくなり、
プレス枚数を抑えたCDは所有者の貴重なものとなり、その価格はアーティスト設定価格より上がって行くでしょう。
そうさせない、そうならないように僕の会社では設定価格で販売しています。
自分の会社で利益を得ることが目的ではありません。
新体制では、その考えが引き継ぎされていなかったこともあり、先行でいち早く販売していた間違いが起こってしまった。
「自社の販売は特別なことをしてはならない」
が、僕の考えです。
「apple」では、appleの方針があり「アルバム価格設定」というものがあります。
これは企業方針なので、アーティストが価格を設定できないシステムになってる。
これに関しては「交渉不可」なんです。
今、僕は配信サイトで、アーティストのアルバム設定価格を受け入れてくれるところで配信リリースを行なっています。
「安売りはしない」というと誤解されそうだけど、これはデビュー当時から守ってきた。
「プロとして、チケットを買ってくれたお客さんの前で歌いたい。客席を埋めるためのタダ券は決して配らない」
この考えの延長上にあります。
これはアマチュアの時に思ったこと。
もちろんアーティスト、イベンターには戦略という名の下、プロモーションとしてタダ券を配っていたライブもあった。
そのタダ券をもらって何度もライブを見たことがある。
その中には良いライブもあった。
でも、一度「タダ」で観たプロアーティストのライブは、次にお金を払って観ようという気持ちになれなかった。
これは、僕だけが抱いた感覚かもしれませんが、
その感覚は、43年間音楽をやってきて、今尚変わりません。
例えば、2000人のホールでチケットが500枚しか売れなかったとしても、僕はお金を出して観に来てくれた500人のお客さんを大事にしたい。
「対価」と感じて観に来てくれているわけですから。
サブスクは時代が生んだもの。
全否定はしない。
ただ、サブスクに参加するならば、参加したことを幅広く知ってもらえるようなインパクトがなくては意味がないと思っています。
「今じゃない」
それだけです。
ASKA(2023/1/27 13:25)
COMMENT
「決心」と「決断」のコメント
-
ニックネーム:キトン ᐢ. ̫.ᐢやっとやっと理解出来ました。
ASKAさんもサブスクをしてくださったら、
今より幅広い世代に素晴らしい楽曲を知ってもらえるのに、気軽にケータイから聴けるのになぁ、って、思ってました。
でも、そうなんですよね!!!
だからこそ、ASKAさんの音楽やお人柄にファンになったのだと思います。
これからもずっと応援しています(♡) -
ニックネーム:けれど空は青💓なんか、前から思ってたんですけど、以前にもコメントしたことあるんですけど、読まれるASKAさんやFellowsの方々にもわかると思うんですが、部分的に私のコメントのモロパクリのような方がいて、とても残念です。次のブロコメでもなんですよね…。これで何回目かな。ちょっとイラッ💢っとすらしちゃいます(笑)絶対に、気のせいでも自意識過剰でもないです。だって部分的にまんまなんだもん💧
こんなコメントごめんなさい。 -
ニックネーム:中古CD最近ファンになった人は新品はもう手には入らないアルバムが多いから、仕方ない。
誰かが聞かなくなったものを真剣に聴いて助かってるんですよ。そりゃ新品がいいに決まってるさ。 -
ニックネーム:kazumi1224追記③
先ずは、3月に開催されるASKAさんとデビッドフォスターさんとの共演ライブコンサートに参加させて頂きますね。
ASKAさん❤3月19日兵庫県立芸術文化センターでのASKAさん&デビッドフォスターさん、娘さんの薫さんとの親子対決ステージを心から楽しみにお待ちしてま~す😆👍❤💕💕 -
ニックネーム:kazumi1224追記②
ライブコンサートも同じです。
どんなにお金がかかっても時間がかかっても心から本当に大好きで愛する大切なASKAさんの存在と音楽があることは私達fellowsにとって心から幸せなことです。
なので、これから先もずっとASKAさんの音楽を購入し続けるし、心から本当に愛する大切なASKAさんに会いに行き続けます。
そして、ASKAさんと同じ時間、同じ空間で最高の楽しみを共有し、素敵な楽曲と歌声を聴き続けていたいです。