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第96回「ASKA Terminal Melody」~リクエスト回~P.S.

昨夜の「ASKA Terminal Melody」のリクエスト曲は

1)僕はすっかり
2)もうすぐだ
3)You are free

の、3曲でしたね。
どれも思い出深い曲ばかり。

「You are free」

の、頃はアメリカの「アダルト・コンテンポラリー・ミュージック」を良く聴いていた頃だった。
どっちかと言うと「ブラック・コンテンポラリー」と言われてたな。
通称「ブラコン」

あの時期、アメリカのサウンドは、それ一色でした。

後に「モナコミュージックアワード」で、「ブラック・コンテンポラリー」の顔ともなった「Boyz II Men(ボーイズ・ツー・メン)」と一緒するわけです。

元々、アメリカには「アダルト・コンテンポラリー・ミュージック」は、ありましたが、
俄然、メロディアスになったのは「ブラック・コンテンポラリー」が主流になったその頃でした。

僕は、ほら、何にも増してメロディの良い曲が好きだから。

この曲は、時間をかけてデモ制作を行った。
求めた世界観を、編曲家「澤近泰輔」にしっかり伝えるために。
ま、澤近は、軽く「ASKA超え」の編曲をしてくれた。

当時、仕事部屋にはプロ用の録音機材「AKAI MG1212 」を備えていました。
12トラックの録音機材でした。
録音用テープは、ビデオテープに似てた。

「VHS」と「ベータ」

どちらかといえば「SONY」の「ベータ」に近かったかな。

楽曲を作るのにはそれほど、時間は掛からなかったかな。
「どういう曲をつくりたいか」のイメージがしっかりありましたからね。

「どう展開していくんだろう?」

は、あまりなかったな。

「サビ」を繰り返して終わっていくのは常套手段でですが、洋楽は、必ずと言ってもいいほど、後半は崩してくる。

「You are free」では、それを行ってみたかった。

「君は君の朝に向かって 僕にできることはもうない
人混みに向かう背中見てる 僕にできることはもうない」

この部分だよね。

スタジオで「澤近泰輔」がこう言った。

「向こうの(欧米)人はこのようなフィーリングを大切にしてるんでしょうね。日本語でもでこれができるんですね」

嬉しかった。
それをやりたくて挑戦したところに反応してくれたわけだから。

その後、この「You are free」を、香港の歌手「サリー・イェー(葉 蒨文)」に、

「この曲カバーしないか?サリーの声に合うと思う」

そう投げかけたんですね。
サリーとは数回食事をしていたこともあり、話はすぐに決まりました。

アジア圏での大ヒット曲になった。
日本よりも遥かに認知されてます。

https://www.youtube.com/watch?v=9hoLrPtFojw

アジアツアーでは、毎回、この曲を歌ってます。
もちろん日本語で。

お客さん?
もちろん、日本語で歌ってくれてます。

大切な曲です。


ASKA(2022/12/5 8:27)


P.S.

今、コメントを一つ削除しました。
縦読み、斜め読み、飛び石読み。
君の「ギナタ読み」は、僕には稚拙すぎる。

今後も続けるようなら、退会していただきます。

(12:13)