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昨日25日、トラブルもなくちゃんとリリースすることができました。

僕の正直な気持ち。

当初、14曲入りを目指して、そう伝えていたこともあり、
最後の１曲が、僕にはどうしても納得に達することができませんでしたから13曲にした。
それもあったのでしょうね。

アルバムは「自信作」と言わせていただきたいのですが、やはり最後の１曲が完成しなかったことへの複雑な気持ちは引きずっていました。

でも、皆さんが喜んでくれてる、その声がパワーとなり、
次の楽曲制作への意欲となっています。

今、社長から

「デイリー１位でした」

と、報告がありました。
バックオーダーも。

普通は「デイリー」や「バックオーダー」のことには、なるべく触れないできました。
僕の場合「返品は受け付けない」と、ショップに公言してることから、ショップではイニシャル（ショップが予測する売り上げ初回オーダー数）を抑えます。

それを覚悟の上で「返品なし」を貫いてきました。

前作の「Breath of Bless」からですね。
ショップに変化が現れだしたのは。

CDが売れない時代、返品を受け付けない僕。
今、聞かされたバックオーダー枚数は予測を超えました。

コメント

「Twitterでアルバムが品切れになっているツイートを見たりします」

聞きました。
いつ以来だろう?「品切れ」って(笑)
わざわざショップに足を運んでくれた方々には「申し訳ありません」なんだけれど、
そのような状況になったことは、素直に嬉しい。

僕は、日頃、機会あるごとに、

「音楽は買ってください」

と、言い続けてきた。
サブスクの時代には逆行した発言です。

先日リリースした「Blu-ray」でも同じ現象だった。
音楽は買ってもらいたい。

そうでなくては活動を縮小せざるを得なくなる。
若いアーティストは、特にそう。
開花するまでの時間をもがれてしまう。

今回、アルバムが好調なのには、疑いようのないもうひとつの理由がありました。

「フォーライフレコード」が、アルバムの宣伝を買って出てくれた。
今、全国の至るラジオ局で、今回のアルバム曲が流れていることに、これまでとは違った印象を持たれたでしょう。

そういうことでした。

これまでアルバムプロモーションは、自分の会社だけで行ってきましたからね。

やはり餅屋は餅屋だなぁ。

あとは、何と言っても、
「TOKYO FM」でのレギュラー番組。

「ASKA Terminal Melody」

毎週寄せられるリスナーの皆さんからのリクエスト、そしてコメントにより、
通常のレギュラーに加えて、１時間の「ASKA Terminal Melody プラチナム」が加わった。

12月25日(日)はクリスマス。
まるで、この日を狙って始まったような番組となりました。

そして、
2023年1月１日は日曜日。

年明け、元日に迎える「ASKA Terminal Melody」は、
番組開始から、何と「100回目」という記念放送となります。

昨日リリースとなりました「Wonderful world」
人類史に残るパンデミックとともに制作に入りました。

そして今、あれから3年間。
僕たちは本当に強くなった。

パンデミックがもたらしたものは、悪いことばかりじゃなかった。
人としての「気づき」も与えてくれた。

そのような事も、知らずに込められていたのかな。
そんな僕の３年間が作品となったアルバムになりました。


ASKA(2022/11/26 16:21)