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まだ、そんな偉業はありませんが、
団体戦において先鋒が勝ち続ければ、その先鋒だけで優勝できてしまうという「玉竜旗」。

先日、女子では、
このブログにも登場しました福岡の「中村学園」が、またまた優勝しました。

そして、先ほど友人たちから男子の報告がありました。
その優勝校も、ここで登場しました熊本の「九州学院」。

決勝戦は、僕の母校（福岡第一）とでした。
最後、大将戦となり、九州学院の大将が「諸手突き（両手で握った竹刀で突く）」で優勝を決めました。

「玉竜旗」、大将戦で決まるなんて、なんとドラマティックな展開だったのでしょう。

息を飲む試合だったんだろうな。

「突き」で旗が上がった瞬間の会場のどよめきが聞こえてくるようです。


ASKA(2022/7/29 17:11)

P.S

九州学院剣道部OBの「ゴリけん」が、真っ先に連絡をくれました。
九州学院は、返り咲きですね。

その昔、「玉竜旗」は、九州だけの大会だったのですが、今では全国大会になっています。
高校剣士にとっては「インターハイ」「国体」よりも、欲しい「日本一」の大会となっています。

(20:10)

追記：

歴史ある「玉竜旗」の中でも、もっとも名勝負として語り継がれているのが、
ここで何度も紹介しています「白水」ですね。
大将の「白水」は、決勝戦まで一度も試合しなかったんですね。

全て、前が決めてくれての決勝戦でした。
ところが、決勝では、自分のチーム（福岡商業）の副将が、相手（PL学園）の次鋒にやられてしまった。
次鋒とは二番手です。

大将の白水は、次鋒、中堅、副将、大将を相手に試合をすることになります。
僕も白水も子供の頃から背が低かった。
右足で踏み切って「メン」を打つという、試合だけに許された技を使ってましたね。

「白水」は、それを、この大舞台で使った。
相手は、何をされたのか分からなかったでしょうね。

「玉竜旗」で、語り継がれてる名一番勝負です。

https://www.youtube.com/watch?v=fp8gsx4bVg8

(20:56)