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7月8日「安倍元総理」の銃撃事件があり、
あの日、書けませんでしたので、本日、昼からのレコーディング前に、振り返りお礼を述べさせてください。

福岡県立「朝倉高校剣道部」諸君、お招きありがとう。
稽古後は、行きの防具に比べて、ずっしりと重い防具ケースになったよ。
汗を吸収した剣道着の重さったらなかった。

僕の子供の頃からのライバル「白水清道」が、教員生活定年後、剣道の指導者として迎えられた「朝倉高校」。

監督、部長、そして、この場合「白水」を何と紹介すればいいんだ？
「優勝請負人」？(笑)

よく鍛えられたねぇ。

僕にも絶え間なくかかってきてくれた。
真っ直ぐな剣道だった。

今は、それでいいと思います。
すごく「伸びしろ」を感じました。

打つべきところで、しっかり打ってきてる。
そのうち「打つべきところ」で、瞬間の駆け引きが備わり「虚をつく」一本を身体で覚えるようになります。

稽古後にもお話しさせていただいたのだけれど、
掛かり稽古の時に、メンを打った後、白水先生が背後から竹刀で後頭部を思い切り押して君たちを前のめりに倒そうとしていたのは、意味があります。

僕も、散々、先生からあれをやられてきました。
高校生の時には、あれの意味がわからなかった。

あれは「手打ち」にならないよう、中心線を崩さずしっかりと腰から入って面打ちをさせるためのものです。
手打ちで前のめりになっている時には、あれをやられると簡単に前に倒れてしまうんです。
それと、メンを打ったあと、素早い送り足で突き抜ければ、後頭部への竹刀の圧力は軽くなる。
つまり倒れなくなる。

それを白水先生は、教えようとしていたんだよね。
最後の最後、あれからの掛かり稽古は相当キツかったと思います。
よく鍛えられていました。

そして、稽古終わりとなる、これまた最後の「切り返し」。
あの「切り返し」は、最も大切です。
ヘトヘトになってからの最後の切り返しをどれだけ「気」を込めて行えるか。
そこまでが稽古です。

あの日、白水と決めていたことがありました。

皆さんの前で、最後に、白水先生と僕で、三本勝負をするつもりでした。
でも、やらなかった。
やれなかった。

お互いバテてた(笑)

朝倉高校に行った経緯。

白「焼肉おごるから、ウチの高校に来てくださいよ」
A「わかった。美味い店に連れて行ってくれ」

僕の方が学年は一級上ですからね。

美味い焼肉を、ご馳走になりました。

ここ数年、全国の学校からお声をかけていだきます。
誰か、何かで繋がってることからお声をかけていただく。
その繋がりに喜び、感謝です。

と、言っても高校生のスピードにはついていけてないですけどね(笑)

また、呼んでください。
時間、タイミングさえ合えば、いつでも行かせていただきます。

剣道界は狭く、
必ず、つながります。

先日、
【第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会】を観に日本武道館に行ってきたことを伝えました。
友人の女性七段剣士のお誘いで。

その友人「熊本」の大将で出場していました。
その友人の甥っ子が、その「朝倉高校」に居た。

その友人は白水の教え子。
その教え子の甥っ子がそこにいた。

狭いですね。

あの日、武道館に駆けつけた時、「熊本チーム」が戦っていたコートが分からなかったんです。
パンフレットを持っていませんでしたからね。

隣に座った方にコートをお聞きしました。
丁寧に教えてくださいました。

そして、

「ASKAさんですよね」
「はい、そうです。こんにちは」

ここまでは普通の会話です。

「藤岡君、福岡に戻りましたよね」
「あ、一昨日稽古したばかりです」

その方、和歌山の先生で、国士舘OBでした。
藤岡も国士舘OBで、大学時代は学生チャンピオンです。

その藤岡、卒業後、和歌山の高校の教員になり剣道部の監督をしていたんです。
武道館で、たまたま横に座った方が、藤岡の先輩で和歌山の先生。

これも、ちょいとした「シンクロニシティ」でした。

本日は、一曲完成させます。
あ、レコーディング中抜けして「Terminal Melody」の収録も。

明日は、２曲目に取り掛かります。

それが終われば、後3曲。

一気に歌入れを進めます。

アルバム完成が近づいてきた。

アルバム、気に入ってもらえると思ってます。
僕が、気に入ってるから✌️


ASKA(2022/7/19 12:12)