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第72回「ASKA Terminal Melody」〜ゲスト「芳野藤丸」さん

ここでは「ゴダイゴ-浅野孝已さんを偲ぶ会」で、41年ぶりに「芳野藤丸」さんとお会いしたことを書きました。

今も、藤丸さんからメールを頂き返信させていただいたところです。

「また、何かやりたいねぇ」

と、言って頂くだけで光栄です。

エンジニアの石やん(石塚良一)の記憶では、
「ひとり咲き」のイントロからの一連は渋谷の「エピキュラススタジオ」となってるのですが、僕の記憶では「一口坂スタジオ」なんだよなぁ・・・。

自分の作った曲に生のストリングスが加わったあの感動は忘れません。
その時のスタジオは「一口坂」だった。
そのストリングスの前に、藤丸さんが弾いてくれた絵しか浮かばないんです。

ここは、もう答えが出ないでしょう。

「C&A」のデビューは、1979年8月25日です。
そのデビューに先駆けて、地元「福岡」の「スタジオU」というところで、
九州中のメディアを集めて「キックオフ」となるようなプロモーション生ライブを行いました。

その時の模様はテレビで放送されました。

と、書いて、その時は藤丸さんじゃなかったワ。
「矢島 賢」さんだ。

と、なると、いま書いたことは削除しなくてはなりませんが、このまま書きます。

と、いうのも、僕たち「C&A(当時:チャゲ&飛鳥)」は、恵まれていた。
そのような「キックオフ」に、スタジオミュージシャンの名だたる方々がお付き合いしてくれました。
そのメンツに驚いていたのが、九州のメディアでした。

「デビュー前の新人に、このようなミュージシャンが付いてくれてるのか?」

と。
あの日、4曲歌ったのかな。
そのライブ終わりで、スタジオミュージシャンの方々が「 C&A」に応援の寄せ書きをしてくれたんですよね。

よく、福岡まで来てくださいました。

今日、藤丸さんがリクエストしてくれた「流恋情歌」も、藤丸さんは早かった。
お会いして、2回目でしたが、もう、その時は少しだけギターのメロディに要求ができるようになっていた。
メロディですから、僕が歌うわけです。
即座に、それを取り入れての演奏。

あの頃が、スタジオミュージシャンと呼ばれる方々の黄金期だったと思います。
その「黄金期」は、20年くらい続いたんじゃないかな。
スタジオミュージシャンが集まってバンドを組んだりしてましたからね。

「すごいなぁ」

と、思って見ていた。
僕らの頃は、その黄金期の中間あたりかな。

当時は、そのスタジオミュージシャンの名前を一般のリスナーの多くが知ってた。
そのくらい、忙しくされていたということです。
当然、僕も知っていた。

「芳野藤丸」

なんて名前は、当たり前に知っていた。

その後、時代の音楽はコンピュータへと変化していきましたから、
スタジオミュージシャンという垣根はなくなっていった。
それでも、ギターだけは生演奏でしたから、藤丸さんはずっと忙しかっただろうなぁ。

いまは「生演奏」と「データもの」が入り混じった音楽になっています。
どちらかと良いえば「生演奏」の音楽がゴージャスに感じますが、今では進化したサンプル音源が素晴らしく、僕らでも「生」か「サンプル」かの聞き分けがつかないモノがある。

音の強弱、タイムを生演奏のように揺らすことも可能ですからね。

それでもギターだけは、俄然「生演奏」ですね。

藤丸さん、50周年か・・・。

8月20日(土)

「渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール 」

で、50周年記念ライブを行われるんですね。

「まだまだ現役」なんて、言葉。
デビュー43年の僕が使う言葉ではないです。
当たり前の43年です。

「たったの43年」とは、言えないですけどね(笑)

でも、そのくらいのつもりで行かなきゃ。

芳野藤丸さん、
2週に渡ってのゲスト出演、ありがとうございました。

ASKA(2022/6/20 2:11)

P.S.

そうそう、藤丸さんと不可解な話をしていたんです。
C&Aのアルバム「PRIDE」

そのアルバムのクレジットに「芳野藤丸」がある。
なんの曲なんだろう・・・。

僕の曲ではないですね。
CHAGEの曲なのかもしれない。
僕も藤丸さんも、覚えがないのです。

と、言ってCHAGEの曲であっても、僕はスタジオに行ってますし・・・。
不可解です。

謎です。
だとしたら「41年ぶり」は嘘になってしまう・・・。
知ってる方、おせーて!

COMMENT

第72回「ASKA Terminal Melody」〜ゲスト「芳野藤丸」さんのコメント

  • ニックネーム:ひろぽん
    弾き語りライブで「流恋情歌」歌ってきました~🎵
  • ニックネーム:みっちゃん
    ASKAさん、皆さんから好かれてますね〜。藤丸さんも、"またお茶飲みに行きましょう"の言葉の中に大好き❤という声が聞こえてきそえでした。

    「ひとり咲き」「流恋情歌」はほとんどライブで歌われませんが、やはりあの時のASKAさんが原点だと思っています。(おしゃれでハンサムな道を歩こうとするASKAさんではなく)姿形などどうでもいい。あの時の情熱の限りを歌に託した飛鳥さん、やっぱりあの飛鳥さんが私の大好きだった原点だな〜と見るたび聞くたび思います。
  • ニックネーム:AZUMI
    RRIDEのアルバムお気に入りですよ。
    CHAGEさんの終章から続く、~追想の主題 のGuitar ではないでしょうか・・・?
  • ニックネーム:けれど空は青💓
    昨夜の「ASKA Terminal Melody」前のASKAさんのツイート、笑ってしまいました(笑)💓「間も無く20:30」て😂そういうところ、愛しすぎです😁💓2週に渡り、芳野藤丸さんから貴重なお話を聞かせていただけて嬉しかったです😌✨私がまだ生まれる前の「ひとり咲き」と「流恋情歌」にまつわる貴重なお話を大切に聞かせていただきました✨芳野さん、「またお茶飲みに行こう」って仰っていましたね✨またたくさん語り合ってくださいね😌✨いつかまたいっしょにお仕事ができるといいですね✨楽しみにしています✨
  • とっても気になってしらべてみたら
    wikiのprideに
    Electric Guitar:原田真二、芳野藤丸、村上啓介
    ってありましたよ、このことですよね?

    大好きなアルバム!
    どの曲を演奏されていたのか
    気になります^ ^