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オーソドックス・スタイル(右)

これまで、もういろんなところで語ってきたし、
皆さんにも、簡単に見破られた 僕の「喉」

病院に行って、その写真で初めて知った。
自分の利き声帯が「右」であったということを。

確かに見せられた写真では、7(右):3(左)くらい、大きさが違っていた。
それ以上だったかも・・・。

特に右は、まるで筋肉のように分厚かった。

喉を壊す前は、上の音が「C(ド)」まで出ていた。
これは、男性ボーカリストとしては、珍しい。

それが、「G(ソ)」を出すのがやっとという状態になってしまった。

ま、いいや。
約20年前、それから、僕はピッチャーでいうところの「サウスポー(左投げ)」に変えた。
左の声帯の特訓が始まった。

「もう、元には戻らない」

と、言われたし、自分でもそれを受け止め、
なんとか、ある程度コントロールがつくようになっていた。

ただ、スピードボールが、安定して投げられない状態が、約20年続いてたんだよな。

戻ってる・・・。

右の声帯が生き返ってる。

今も、リハーサルを終えたところだが、
90年代前半の頃の音域が、楽々出てるし、スピードボールも復活してる。

今、まだ、わからないのは、回復の途中なのか、復活しているのか?
と、いうこと。

ここで、スピードボールを投げて、また肩(右の声帯)を痛めてしまうのではないか?

と、いう、今は冷静な分析をしてるところだけど、
ステージに上がったら、そんなことは忘れ、全力でスピードボールを投げてしまうんだろうなと。

これは、性分なので、
これは変わらない。

完全に治ってる、復活してると信じてステージに上がりたい。

オープニングのリハーサルが始まった。
ステージに戻る。


ASKA(2022/1/4 18:27)


COMMENT

オーソドックス・スタイル(右)のコメント

  • ニックネーム:じゃんぴー(内科医)
    ASKAさんって、地道な努力をなさる方ですよね。敬服いたします。
    「声紋分析(せいもんぶんせき)」ってご存知ですか?😊
    声を6秒取り込んでとあるソフトで解析すると、深層心理、体調、有意な感覚がどこか、などが出てきます。
    精神疾患も1発で分かります。
    例えば、うつ病や発達障害などは、見た目でわからないので有用です。
    精神疾患って、精神科医が恣意的に診断するのが普通なので(恐ろしい)
    このソフトは画期的だと思っています。
    九州大学、物理学の柊木匠先生(現在も福岡におられます)が作ったものです。
    是非とも一度体験されてみてください。
    遠隔でもできます。
  • ニックネーム:あすかつこ
    えーーー!!
    もう元に戻らないって言われてたのに?

    ASKAさんの体は超人ですか
    超人ですけど🤣

    声帯までも…

    さすがイレブン!!

    でもさすがに、また壊してしまったらもう無理でしょうから、左右うまく使ってくださいね
  • ニックネーム:kazumi1224
    ASKAさん
    喉の調子本当に大丈夫ですか?
    ASKAさんの声帯が喉を痛める前の状態に戻っている、生き返っていると思い無理なさっていませんか?
    今まだわからないのは回復の途中なのか、復活しているのか?
    私自身、ASKAさんファンの一員としとて少し心配です。
    性分とはいえ、くれぐれも無理なさらないで下さいね❤️
    ASKAさんにはいつまでも健康な身体で元気で歌を歌い続けて頂きたいですもの。
  • ニックネーム:Daichi Shimone
    凄いですね!治らないと言われていた声帯が治っているなんて!
    完璧な状態で熱唱されるASKAさんが楽しみです!
  • ニックネーム:zarigami
    喉の回復おめでとうございます!
    PRIDEの福岡での月近と君が愛を語れ
    の強烈な気迫も思い出になっています。