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マスタリング終了〜サブスクへの考え

本日、

「PRIDE」
「I feel so good」

2曲のマスタリングを終えました。

マスタリング中、聞かされた話がありました。
ワールドワイドで活躍しているアーティストの「サブスク離れ」が、始まっていると。

最近では「テイラー・スウィフト」が、全アルバムをサブスクから削除いたしました。

英語圏のアーティストは、世界がマーケットですから、サブスクでも食べていけるはずなのですが、
「テイラー・スウィフト」の意思表示でした。

「音楽は無料であるべきではない」

全く同じ考えです。

僕は、

「音楽は買ってください」

と、プライドを持って頭を下げてきました。

僕の場合は、皆さんがちゃんとリリースした楽曲を買ってくださいますので、
このコロナ禍でも、活動も会社も維持できています。

「サブスク」は、時代が生んだ文化ですし、頭から否定はしません。
使い方なんです。

「アーティストとしてサブスクへ参加する楽曲は、あくまでプロモーションであるべき」

これが僕の考え方です。

若い世代のミュージシャンのアウトプットは「サブスクありき」になっています。

これでは、音楽業界は総崩れします。
これは僕の「警鐘」と受け取ってもらってもいい。

お金をかけて作った楽曲が、サブスクでは、ほぼ収入となりません。
次の作品を制作する収入が絶たれるからです。

活動の首を自ら絞めることになっています。

英語圏とはマーケットが違うんだからさ。

最新作の

「笑って歩こうよ」

は、初めてサブスク解禁しました。
アーティストプロモーションとするためです。

今回「PRIDE」もサブスクでストリーミングします。

今後も、僕のアルバムはサブスクに入れるつもりはありません。

「好きなことをやって食べてるくせに」

そう。

これからも「好きなこと」をやり続けていくためにサブスクをやらないということです。

「音楽は無料であるべきではない」

音楽は買ってください。


ASKA(2021/8/31 16:14)