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おはよう。

若いミュージシャンたちとの交流、
最近、本当に増えてきました。

みんな、僕の話を真剣に聞いてくれます。
僕が、その話の中で気をつけているのは、

「音楽とは」

など、答えとならないようなことを、上から語らないとうことです。

これは、僕も経験して来ましたからね。
「音楽家」としての肩書きを持ってらっしゃる方や、先輩ミュージシャンが語る音楽はとても勉強になりました。

しかし、話の中で

「音楽とは」

という結論めいた、うんちくとも感じれる言葉が発せられた瞬間に、
気持ちが冷めてしまったものです。

これ、失礼な発言ですから、適切な言葉が見つかりません。

おしかり覚悟で言うなら、
一瞬で、

「面倒くさい人」

と、感じてしまった。

なので、僕は若いミュージシャンと話をするとき、
その言葉だけは使わないよう心がけています。

僕は、彼、彼女たちより、音楽歴が「ちょっとだけ長い」経験による自分の話します。
若いミュージシャンたちに教わることも多い。

僕の視点で見えていなかった、彼たちのフィルターを通した音楽業界を知ることができます。
ハッとすることがある。

僕が使う、

「音楽は世の中のものです」

は、そのような気づきからたどりついた、いや、たどりつくことができたものです。
もちろん楽曲は、それを生み出した人のもの。

しかし、もっともっと深く、そして限りなく大きく広い考えとなると、
「世の中のもの」なんですよね。

この「世の中のもの」って、僕がたどりついた、ある意味「悟り」かもしれない。

今回、僕がこれまでやってこなかった「オンラインライブ」、
それをサポートしてくれることになるメンバーは、みんな、

「ノーギャラでやらせてください」

と、言ってくれる。

こみ上げる感情がありました。

今、ミュージシャン（プレーヤー）たちは、仕事が激減して誰もが苦しい時なのに・・・。

僕は、素晴らしい仲間たちと知り合うことができて幸せです。

「オンラインライブ」を行うにおいて、メンバーとのリハーサルは無いに等しい時間です。

先日、小山田壮平君が、ウチに遊びに来てくれた時に、

「心理学者アドラーの『嫌われる勇気』を読んで、生き方が変わりました」

と、語ってくれました。

そうですね。

「愛される行動」には、「愛されようとする見せ方」という、ある意味邪心がある。
「嫌われる勇気」には信念がある。

振りかえると、たいそうな事ではありませんでしたが、
僕にも、そのようなことがあったなと。

成功に向けての「野心」は必要。
しかし、その中に「邪心」があったならば、成功は一瞬のものとなりすぐに崩れ去ってしまう。

その本の中に、

「人が抱える哀しみ、苦しみのほとんどは人間関係によるものだ」

と、いう一節があったそうです。

心理学者の言葉って、読む人の気持ちを誘導するものが多い。
しかし、小山田君が教えてくれた「アドラー」の言葉には疑問のかけらも持たなかった。

「すべての物事には理由がある」

これは、僕が発言したことですが、
今尚、僕にとって相手の行動や発言を、受け入れることができないとしても、
そう思うようにしています。

「オンラインライブ」

どのような形になろうとも、行ないますね。
ぜひ、参加してください。

うー、何をどうすればいいんだろうか・・・。

「嫌われる勇気」が「嫌われた勇気」になったりして・・・。

そうはならんといてぇ。



ASKA(2021/4/2 15:41)

追記：

コメント

「あれ？ASKAバンドのサポートじゃないんですね・・・そっかそっか。なんだか寂しいわぁ。
でも、楽しみにしてますよ。
チカちゃんの隠れファンより(๑˃̵ᴗ˂̵)ﾃﾍ」

突然、決めました。
「ASKAバンド」の面々は、このような中でも誰も忙しい。
なので、「オンラインライブ日」が決まっても、参加できないメンバーも居るでしょう。

それでも、基本メンバーは「ASKAバンド」です。

一等、最初に「ギャラは要りません」と言ってくれたのがチカちゃん（澤近泰輔）でした。

気持ちが嬉しいじゃん。
僕としては、メンバーの気持ちに対して、

「それは助かる。ありがとう」

とは、言えないよ。

最低でも100円は受け取ってもらわないと←100円かーい！！

(18:32)