BLOG

昨日は、失礼いたしました。

本日からのレコーディングの用意と調べ物で夢中になっていました。

「Terminal Melody」

初めてのゲストを迎えての放送だったのにな。

「中田裕二」君が、C&Aの、そして僕の音楽を語ってくれたんですね。
中田君の出演のことは聞いていませんでした。

明け方「radiko」で、聴かせてもらいました。

照れてしまうくらい、熱く語ってくれましたね。

「天気予報の恋人」

僕がこれまで書いてきた曲の中でも、あまり使わない歌唱法を使っています。

「風のライオン」「ミステリー」「if」「MY Mr.LONELY HEART」

などで使った「ファルセット」のことです。
「裏声」なんて表現もしますよね。

苦手なんです。
ファルセット・・・。

僕は、それが苦手なのをわかっています。
幸い「ミックスボイス」で、ファルセットの音域まで声を出すことが出来ますので、
これまで、ほぼ、ファルセットは使っていません。

ただ「天気予報の恋人」を表現するには、ファルセットが必要だった。

歌詞には、リスナーのみなさんが思い描いてる光景があるでしょう。
この歌詞の切っ掛けは、

「またねと手を振る君 ミラーで送る僕」

これって、ありません?

車で送った相手が、手を振ってるのをバックミラーで見て嬉しくなることって。
振り向かずとも、「気がついてるよ」って、手を上げて返す。

「この曲が好きだと」言って下さる方、多いですね。
僕も、大好きな曲です。

ゲストの中田君が選んでくれたのは、

「On Your Mark」

この曲は、元々海外交流のためのイベントのテーマ曲として依頼された曲した。

えー・・・?
どこだっただろう?
アメリカンフェスティバル?

ごめんなさい、記憶が曖昧です。

中田君は、

「この曲で何度も助けられました」

と、語ってくれました。

僕は、これまで「全て」と言えるくらい、他人の人生の応援歌をつくってきたことがありません。
もちろん、言動、行動、日常においての僕にできる仲間たちへの応援はある。

仲間が窮地から脱出する姿は、自分の励みにもなりますからね。

よく、僕の音楽で「人生を助けられた」と仰ってくれる方々がいます。
僕は、自分のことを、そして自分のために楽曲をつくっていますからね。

そのような方々が、僕の楽曲に反応してくれる、同化してくれるというそれには、
僕も、同じように「厳しいところ」「苦しいところ」を歩いてきたとも言えるのかな。

でも、振り返えると、すべて自分の糧になってる。

僕は、いつも周りに助けられてきました。
必ずと言っていいいほど、そこを乗り越えることができる人との出会いがありました。

だから、僕は運が良い。

僕は、これからも「自分」を歌っていくつもりです。

中田君、ありがとう。


ASKA(2021/3/8 15:38)