TOPに戻る

中村学園で稽古をしてきました。
僕ら世代は、「中村女学園」と呼んでいたのですが、
中村学園自体が女学校ですので、「中村学園高校女子剣道部」という紹介でいいのかな。

男子は「九州学院」の米田監督が有名ですよね。
女子では「中村学園」の岩城監督の名前を良く見聞きしていました。
もちろん、僕の卒業した福岡第一高校「江崎監督」もそうですね。

僕が北海道代表でインターハイに出場した時に、
江崎は福岡代表で出場しており、共に同じインターハイを経験しているんです。
その江崎が、今「福岡第一剣道部」の監督をしているという奇妙な巡り合わせです。

今も、マメに連絡を取り合っています。

中村学園の岩城監督は、僕より年下ということもあり、
生徒の前では、申し訳ないくらい僕を立ててくださいました。

高校女子剣道日本一の「中村学園」の強さの秘密とも言える稽古方法。
本当に、良く鍛えられてる。

「なるほどなぁ」

と、唸らせられました。

どの剣士も、スピード、気迫、テクニックが備わっていましたね。

強いところには強い選手が集まるものです。

そして、いつの間にか、その学校の剣道、剣風になっていく。
これも、伝統のひとつですね。

剣道界には、しきたりというほどのものではないですが、
目上の方に「ツキ」をするのは、遠慮しがちなんです。

しかし、本来稽古は、真剣でなくてはなりませんので、
そのような遠慮は必要ないものです。

「コテ」「メン」「ドウ」「ツキ」

ちゃんと打突には４つの部位があるんですから。

ここぞという時に、ちゃんと突いてくる中村学園の強さも見ました。
みんな、しっかりかかってきてくれました。

強いですね。
確かに強い。

「高校女子剣道日本一」

見させていただきました。

稽古終わりで「メン」を外せば、みんなあどけない女子高生。
この中から、日本の頂点となる剣士もいるでしょう。

帰りは、全員で僕らが車に乗るまで見送ってくれました。

帰りの車の中でゴリけんが、
「滑ってしまった」と・・・。

生徒の前で、

「みんな、今日は打って欲しいところで打ってくれてありがとう」

ここ、笑うところだったらしいんです。
生徒は、全員、真顔で、

「ありがとうございます」

でしたからね。

「あれだと、ワザと打たせてあげたように見えてしまったじゃないですか。マジで、打たれたんですよ」

あはは、確かにそうだ。

「真剣」と「爽やか」は同義語。

良い一日を過ごさせていただきました。

「打って反省、打たれて感謝」

です。

ありがとうございました。


ASKA(2021/2/22 22:16)


P.S.

今回、「ゴリ剣道チャンネル」への出演はありません。
何事にも順番というものがあるようです。

いつか、出演させてもらいますね。
負けるな、ゴリけん。




追記：

コメント

「ごりけん&宮﨑　お疲れ様でした」

はい、次はお前の番な。
四段・・・。