「温もりのある50円」〜(タクシー)「東京自動車」【追記】
今日のできごとは、62年間生きてきて初めてのことだったな。
僕には、
子供の頃からどんな人、場面でも心がけてることがあります。
それは、初めてお会いする方に対して、
「絶対に、嫌な気持ちにさせない言葉遣い、振る舞いをする」
これを、今日まで守ってきましたし、
これは、もう僕の中の軸であり、刷り込まれてることですので、
例え、(あくまでジョークで)「誰でもいい顔をする」と言われても、
この先も、変わることはありません。
僕は、学生時代「喫茶店」でアルバイトをしていました。
約、2年間以上かな。
たくさんの人(お客様)を見てきました。
今、思い返しても、ほぼ完璧な対応ができていたんじゃないかな。
人気?
ありましたよー(笑)
ジョークジョーク🤚
当時、「本格コーヒー」という言葉が使われていた時代です。
お客様の前で豆を挽き、それをサイフォンに入れ、出来上がったモノを出していました。
まぁ、「特別なもの」という表現は大げさですが、
やはり、約45年前、「本格コーヒー好き」のお客様の中には、
僕とお話しすることを楽しみに来られていたお客様もいらっしゃいました。
ほぼ、毎日、来られてましたね。
今では、各家庭で豆を挽けますし、ドリップを経て、
最近は、カプセルコーヒーと時代は変化しました。
その時のお客様への対応で、僕には感じていることがありました。
いろんなお客様がいらっしゃいます。
僕は、人の顔覚えが特技でした。
一度来られたお客様は、1年ぶりでも、どこの席に座り、何を注文されたか、ほぼ覚えていました。
これは、僕に限らず、接客業をされていらっしゃる方は、皆さんそうですよね?
そして、今でいう「ブラックリスト」なるものが、僕個人にはありました。
これは、お店にではなく、僕の中にだけあったものです。
いかにお客様とお店のウェイターの関係であったとしても、
そこは「人」です。
初対面同士じゃないですか?
「おれは客だぞ」
と、いう振る舞いをされる方が、中にはいらっしゃるものです。
もちろんお客様ですので、どのようにされても、そこはうまく振る舞っていました。
そして、いつの間にかこのように思うようになったのです。
お客様とお店は、世のなかの仕組みでは、「10対0」ですが、
人としては、「5対5」の振る舞い方をするべきだと。
もし、自分がお客様の立場だとしても、
それを「買いたい人」「買わせてもらう人」でありたいと。
これは、僕が喫茶店のアルバイトをして、覚えたことです。
前振りが長くなりました。
ですので、それもありタクシーに乗車しても、
その時の出会いだと思っていますので、運転手さんには必ず敬語を使います。
車に乗っていただく人、車に乗せていただく人。
この「5対5」の関係が成立すれば、お互い気持ちがいいでしょう?
今日、素敵なことがあったんですよ。
会社から、家までタクシーを利用しました。
「車に乗せていただく人」の振る舞いで。
家に着く前に、コンビニで買い物をしようと、
コンビニの前で下車したんですね。
そこで買い物をしていました。
すると、突然、ひとりの男性から声をかけられました。
男「お客様?」
A「え?はい?」
男「お客様、先ほど50円多く支払われていましたので、お返しに参りました」
もちろん、運転手さんのお人柄?人格?もあるでしょう。
しかし、50円ですよ。
「得をした」
と、思うような金額ではありません。
それでも、コンビニに入った僕を、わざわざ探して「50円」を渡してくれました。
「50円」です。
そのような行為に対して、僕はお礼を述べて受け取ることが感謝を表す行為だと感じましたので、
「わざわざ、本当にありがとうございます」
と、受け取らせていただきました。
「東京自動車」のタクシー運転手さん、
「温もりのある50円」
を、ありがとうございました。
ASKA(2020/11/16 16:13)
追記:
コメント
「昔の本に書いてあった出来事…あっちゃんの若い時
タクシーの運転手に乗車拒否されてその車に足蹴りした事なかったですかあ?」
この話を持ち出す人が必ずいると思ってた(笑)
乗車拒否も、
「申し訳ありません。今、仕事終わりで会社に戻るところなんです。
お客様の行き先、会社とは逆方向なんです。申し訳ありません」
など、嘘でもいいから言って欲しかった。
いきなり、
「逆じゃねぇか!!」
と、言われてしまったからなぁ。
もう、乗り込んでいましたからね。
「足蹴りした」
そこ、間違ってます。
そ〜っと靴の裏で、運転席の後ろを触ったら、
ドカッ!!!
って、音がしただけです。
ハンドル掴んだ運転手さん、少しだけ
バコンっ!!!
と、前のめりになっていらっしゃいました・・・。
昭和55年の出来事でしたね。
僕には、
子供の頃からどんな人、場面でも心がけてることがあります。
それは、初めてお会いする方に対して、
「絶対に、嫌な気持ちにさせない言葉遣い、振る舞いをする」
これを、今日まで守ってきましたし、
これは、もう僕の中の軸であり、刷り込まれてることですので、
例え、(あくまでジョークで)「誰でもいい顔をする」と言われても、
この先も、変わることはありません。
僕は、学生時代「喫茶店」でアルバイトをしていました。
約、2年間以上かな。
たくさんの人(お客様)を見てきました。
今、思い返しても、ほぼ完璧な対応ができていたんじゃないかな。
人気?
ありましたよー(笑)
ジョークジョーク🤚
当時、「本格コーヒー」という言葉が使われていた時代です。
お客様の前で豆を挽き、それをサイフォンに入れ、出来上がったモノを出していました。
まぁ、「特別なもの」という表現は大げさですが、
やはり、約45年前、「本格コーヒー好き」のお客様の中には、
僕とお話しすることを楽しみに来られていたお客様もいらっしゃいました。
ほぼ、毎日、来られてましたね。
今では、各家庭で豆を挽けますし、ドリップを経て、
最近は、カプセルコーヒーと時代は変化しました。
その時のお客様への対応で、僕には感じていることがありました。
いろんなお客様がいらっしゃいます。
僕は、人の顔覚えが特技でした。
一度来られたお客様は、1年ぶりでも、どこの席に座り、何を注文されたか、ほぼ覚えていました。
これは、僕に限らず、接客業をされていらっしゃる方は、皆さんそうですよね?
そして、今でいう「ブラックリスト」なるものが、僕個人にはありました。
これは、お店にではなく、僕の中にだけあったものです。
いかにお客様とお店のウェイターの関係であったとしても、
そこは「人」です。
初対面同士じゃないですか?
「おれは客だぞ」
と、いう振る舞いをされる方が、中にはいらっしゃるものです。
もちろんお客様ですので、どのようにされても、そこはうまく振る舞っていました。
そして、いつの間にかこのように思うようになったのです。
お客様とお店は、世のなかの仕組みでは、「10対0」ですが、
人としては、「5対5」の振る舞い方をするべきだと。
もし、自分がお客様の立場だとしても、
それを「買いたい人」「買わせてもらう人」でありたいと。
これは、僕が喫茶店のアルバイトをして、覚えたことです。
前振りが長くなりました。
ですので、それもありタクシーに乗車しても、
その時の出会いだと思っていますので、運転手さんには必ず敬語を使います。
車に乗っていただく人、車に乗せていただく人。
この「5対5」の関係が成立すれば、お互い気持ちがいいでしょう?
今日、素敵なことがあったんですよ。
会社から、家までタクシーを利用しました。
「車に乗せていただく人」の振る舞いで。
家に着く前に、コンビニで買い物をしようと、
コンビニの前で下車したんですね。
そこで買い物をしていました。
すると、突然、ひとりの男性から声をかけられました。
男「お客様?」
A「え?はい?」
男「お客様、先ほど50円多く支払われていましたので、お返しに参りました」
もちろん、運転手さんのお人柄?人格?もあるでしょう。
しかし、50円ですよ。
「得をした」
と、思うような金額ではありません。
それでも、コンビニに入った僕を、わざわざ探して「50円」を渡してくれました。
「50円」です。
そのような行為に対して、僕はお礼を述べて受け取ることが感謝を表す行為だと感じましたので、
「わざわざ、本当にありがとうございます」
と、受け取らせていただきました。
「東京自動車」のタクシー運転手さん、
「温もりのある50円」
を、ありがとうございました。
ASKA(2020/11/16 16:13)
追記:
コメント
「昔の本に書いてあった出来事…あっちゃんの若い時
タクシーの運転手に乗車拒否されてその車に足蹴りした事なかったですかあ?」
この話を持ち出す人が必ずいると思ってた(笑)
乗車拒否も、
「申し訳ありません。今、仕事終わりで会社に戻るところなんです。
お客様の行き先、会社とは逆方向なんです。申し訳ありません」
など、嘘でもいいから言って欲しかった。
いきなり、
「逆じゃねぇか!!」
と、言われてしまったからなぁ。
もう、乗り込んでいましたからね。
「足蹴りした」
そこ、間違ってます。
そ〜っと靴の裏で、運転席の後ろを触ったら、
ドカッ!!!
って、音がしただけです。
ハンドル掴んだ運転手さん、少しだけ
バコンっ!!!
と、前のめりになっていらっしゃいました・・・。
昭和55年の出来事でしたね。
COMMENT
「温もりのある50円」〜(タクシー)「東京自動車」【追記】のコメント
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ニックネーム:四巡目私も25年位、接客業です。
自分が接客業だからこそ買い物に行く時、食事に行く時、店員さんを敬っています。
スキルがない方は頑張れ!と言う気持ちになりますが、バカにした接客をする人が許せない所はあります。
相手の出方に合わせちゃいますし、なんなら嫌な所ついちゃいますw -
ニックネーム:キティASKAさんはミュージシャンとしても好きですが、その前に人としてあるべき姿を
しっかり確立され、その振る舞いにも感銘を受けております。
何事も相手の気持ちになって行動することは大事です。
ライブ会場で毎回開始時に、ステージで手を合わせるASKAさん!
C&A時代から、その所作が素敵だな と思っていました。
これからも、一人の男性としても尊敬していきます。 -
ニックネーム:かおりこんばんは。。
50円運転手さんのお話
こんな世の中に溢れていれば、コロナなんてなくなるのになって 一瞬ですが そう思いたくなりました。。 ASKAさんの温もりもとっても感じれました。。嬉しい~♪ -
ニックネーム:miya-☆喫茶店の件、本当に同感です。自分も接客業してましたが、「オレは客だぞ!」って人を何人も見てきました(笑)
やはり人と人ですから、従業員さんへの対応は優しくありたいですね!
ただ、従業員さんに過失がある場合は…ねっ(^-^) -
ニックネーム:裕未ASKAさん
ASKAさんそういえば62歳でしたね~。
DVDとかで昔のASKAさんを観たりしてるから年齢の感覚がないです💦
それでもASKAさんはいつでもカッコいいです♥️
私も接客業なので今回の話はもう一度自分の接客を見つめなおそうと思いました!
素敵な話をありがとうございます😃