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昨年、
妹分の「SHUUBI」が、家に遊びにきた時に、こんなことを言ったんですよね。

「私、ビルボードで歌うのが夢なんです」

即決でした。
デビルがビルボートと交渉し、ビルボードも

「お祝い事です。いつでも（会場を）使えるようにしておきますので、日にちが決まり次第連絡をください」

と。

僕は、

「SHUUBIの夢を叶えましょう！！」

と、「ASKAバンド」全員に連絡を入れたんですよね。

「喜んで！」
「がってんだい！！」

など、全員から次々に「了解メール」が届きました。
僕も、SHUUBIに、

「１曲だけ参加させてくれ」

と、いうことで、「you&me」をデュエットしたんですね。
その時の「you&me」が大好評で、今回の「higher ground tour」で、それを再現いたしました。

昨日、SHUUBIが、
出来上がったばかりの「DVD」を、持ってきてくれました。

「これだけは、手渡しでお届けしたかったんです」

と。

11月4日発売です。

https://shuubi.com/music/20thDVD



世の中は「新型コロナ」で、すっかり何もかも変わってしまいました。
変わってしまったものは、もう同じものには戻りません。

それを受け止めて、さらに変化させる事が必要だと思うのです。

よく、皆さんは、僕の楽曲をカラオケで歌ってくれて、

「チャリーンと、させていただきました」

と、言ってくださいますが、実は「チャリーン」とはなっていません。
楽曲管理会社が、どのような基準で楽曲使用料をアーティストに配当しているのか、全くわかりません。
これは大手カラオケメーカーの方々の大きな疑問でもあるのです。

時代は、

「見える化」

を、求めています。
だったら、

「アーティストたちで、そのシステムを構築すればいい」

が、僕らの考えです。

楽曲は買ってもらってこそ、次の制作ができるんです。

SHUUBIが、届けてくれた「DVD」のジャケットを眺めながら、
そんなことを、浮かべていました。




ASKA(2020/10/29 16:12)