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明日、NHKニュースウォッチ9

かねがね、

「僕を密着しているところがある」

と、お伝えしてきました。

8月から、ドキュメントが密着していました。

「NHKニュースウォッチ9」

そうなんです。
NHKニュース番組の報道班が、密着していました。

これは、どん底から這い上がっていく様を描いたサクセスストリーではありません。
そのようなシナリオに沿った視点で撮影をされたわけではありません。

世間では、僕は、まだまだすべてを受け入れられてるわけではありません。
NHKは、世界各国で放送されています。
ですので、世界各国の日本人は在住国でNHKを観ています。

このドキュメント撮影に、NHKは慎重でした。
僕の現在の立場を「NHK」が追うとなると、世間の厳しい声を浴びることになることも十分予測できますので。

局内で、何度も話し合いが繰り返されました。
同時に僕らとも・・・。

決して僕を、

「応援するという姿勢での密着でない」

という双方の意見が一致しましたので、僕もドキュメントに臨みました。

起こした事件から目を背けず、
すべてを背負い、そして受け入れ、
ミュージシャンという仕事をやり抜こうとする、ひとりの男の実録です。

まずは、明日夜9時からの「ニュースウォッチ9」で、数分、公開されます。
来年あたりには、もっと長い時間での公開になると思います。

密着されていて、自分自身一番印象的なシーンは、
「執行猶予」が明けた瞬間、それに気づかずレコーディングをしていたシーンですね。

あの日、僕は、

「ただ、そこを時計の針が過ぎるだけ」

と、お伝えしました。

編集には、タッチしません。
どのような内容になるかは分かりません。

実録です。

世間からの声にも耳を塞ぎ、どこ寄りにもならず、
あるがままを映したドキュメントです。

大変な「勇気と決断」だったと思います。

まずは、明日夜9時の「ドキュメント」を、ぜひ、ご覧になってください。


昨日の「大阪ライブ」、いたく感動しました。

「魔の2日目」

を、無事に越えることができました。

初日は、いろんな思いが重なり合いますので、往々にして成功するモノなのです。
ところが、2日目は、それを再現しようとする。

「再現」

ここに、「魔」が潜みます。
「再現」に目を向けてはなりません。

エンターテイメントにおいて「天井」は、ないからです。
どれだけ「初日を忘れることができるか」が、重要です。

それでも、「魔の2日目」に入りかけた瞬間がありました。
それを振り切ってくれたのは、オーディエンスでした。

あの2時間強の空間は、生き物のように動いていきます。
それを敏感に感じ取れるかどうかが、アーティストには試されます。

「大阪のオーディエンス」

ありがとう。

明日から、また、レコーディングです。
切れ間のない状態。

今の僕に取っては、最高のアイテムです。


ASKA(2018/11/15 18:13)

COMMENT

明日、NHKニュースウォッチ9のコメント

  • ニックネーム:さくら313
    大阪のライブ、あの空間に居れて最高に幸せでした。
    ASKAさん、おかえりなさい。
    ステージに立つ姿めっちゃカッコ良かったです。
    今更ですが、ありがとうと伝えたくなりました。
    ラストのライブまで頑張って下さいね。
  • ニックネーム:Kicks
    大阪公演。楽しかったです。5年のブランクを一気に吹き飛ばす素晴らしい公演でした。
    ですが、私はやはりCHAGE & ASKAのASKAが好き。それは一度、私の中を潜り抜けた感覚なのでどうしようもない。
    YAH YAH YAHやSAY YESは2人で見たい。いつの日か叶えてください。
  • ニックネーム:TAKAKO
    そうだ、テリーさんが「宝物のような声」とおっしゃってましたね。
    ズキュンときました・・・ほんと、その通り・・・。
    もう二度とそれを自ら手放そうとしないでくださいね。
    「何言ってんだよ!」と言ってくださったお仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです!
    次に会えるのは、国際フォーラム。
    楽しみで切なくてドキドキです(@_@;)
  • ニックネーム:TAKAKO
    NHK見ました!
    フラットな撮影、インタビュー、自然なaskaさん・・・よかったです。

    個人的に引っかかったのは、今回もビビットの時も、知らずに使ってしまった、出会ってしまったという表現・・・。うまく説明できないんですけど・・・。
    今復活の道を行くaska さん。
    重々わかってらっしゃるとは思いますが、どうかどうかお気をつけて。
  • ニックネーム:
    NW9見ました。裏切った…。それはASKA、CHAGE&ASKAで食べていたスタッフ、関係者の方々のことですよね。私はそしてFellowsは裏切られたとは微塵も思ったことはありません。ASKAさんの歌が二度と聴けないかもしれない。その怖さはありました。でも、ASKAを続けてくれてありがとう。涙しました。お帰りなさい。これからもずっとありがとう。