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24時近くだったかな？昨日のお開きは。

会いに来てくれた、元ヤマハ大阪支部宣伝をやってくれていた方は、通称「荒ちゃん」と言います。

関西は「荒ちゃん」に任せておけば、トラブルらしいトラブルはありませんでした。
僕らがデビューした頃、音楽業界は「ヤマハ王国」と呼ばれていました。
デビューする新人の殆どがヒットチャートに入りましたからね。

それでも、「ヤマハ王国」など呼ばれ出すと、必ず「反体制派」というのが現れます。
そんな「反体制派」は、アーティストにも生まれましたね。

「『一発屋』で、後は放ったらかし。」

誰かが言い出したんでしょうね。まぁ、インパクトのあるフレーズですので、
メディアまで、そう言い出しました。

全然そんなことなかったですよ。

「財団法人　ヤマハ音楽振興会」

「財団」ですからね。

ウィキペディアで「財団」を調べてみますと、

「財団（ざいだん）とは、特定の目的を持って結合された財産の集合体。日本法上では、権利の主体としての財団（財団法人）と、権利の客体としての財団（財団抵当）がある。その他、学校法人や相続人がいない相続財産も財団を構成する。」

と、書かれています。

よく分かりませんね。

僕の認識では、

「利益を追求せず、ある目的のために社会貢献をしていくところ」

こういう解釈でした。

この場合「ある目的」とは、音楽発展のことですよね。「オルガン」「エレクトーン」「ピアノ」などのヤマハ音楽教室は、全世界にありますからね。

ですので、「売れてるアーティスト」「そうではないアーティスト」、皆一律にヤマハが守ってくれてました。
所属事務所を離れても、アーティスト同士がこれだけ仲が良いのも、ヤマハの特徴です。

よく、「所属事務所とアーティストがお金でもめる」なんて話を聞きます。
実際、そんな話は山ほどありますし、事実、そうですからね。

財団でもあるヤマハは、１円足りともそんなことはしません。
僕もデビュー後、約40年近く管理してもらってる楽曲たちがありますが、一度も間違いはありません。

ですので、わりに「どんぶり勘定計算」が多かった業界では、
確かに、面倒臭がられてた部分もあったようです。
ですので「ヤマハ王国」と呼ばれる傍「素人集団会社」とも言われていました。

ま、「やっかみ」や「ひがみ」ですよ。

そんな中でも、「荒ちゃん」は、そういう「反体制派」まで、味方にしてしまう人でしたので、
ヤマハのアーティストからは絶大な信頼がありました。

先日、僕が「四段」に合格した帰り、同行していたマネージャーに、偶然電話をかけてくれたんですよね。　
僕の、剣道現役復帰を本当に喜んでくれました。

常々、

「ASKAは剣道をせなあかん！」

と、言ってくれていましたので。

しかし、マネージャーと荒ちゃん、まだ、面識はなかったんですよ。
それでも、最近、ちょくちょく電話で話をしていたようでした。
いろいろ、教えてくれていたようです。

昨夜、マネージャーが仕事を切り上げて、ここに駆けつけたのが22時半ごろでした。

「やっと会えた！！」

と、いきなり盛り上がっていましたね。

僕ですか？

ちと、失敗しました。「酔わないサプリ」を、過信していまい、46度のウイスキーを、
水割りで4杯。ロックで5杯飲んでしまいましたので、終盤、心臓がバクバクでした。

みんなが帰った後、ソファで朝まで・・・。
起きたら、綺麗にテーブルが片付いていました。

祥太が、片付けてくれてました。
その祥太は、まだ寝ています・・・。

祥太は、今日まで東京ですので、起きたら、もう1曲、新曲でも書きますかね。



ASKA （2018/8/23 10:14）